登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」に登場する「生薬」の試験対策ページ。本ページで述べる生薬は、「動物胆」です。「動物胆」は、漢字で考えれば、スグ憶えられます。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きの説明文を抜粋しておきます。
「動物胆(ユウタンを含む。)、ウルソデオキシコール酸、デヒドロコール酸は、胆汁の分泌を促す作用(利胆作用)があるとされ、消化を助ける効果を期待して用いられる。」
「これらの成分は肝臓の働きを高める作用もあるとされるが、肝臓病の診断を受けた人ではかえって症状を悪化させるおそれがあり、」
「使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである。」
…以上です。
基本の「名称‐効能」だけ、押さえておけばいいでしょう。
つまり、「動物胆・・・利胆作用」を憶えておけば、十分です。
動物胆は、試験には、ほとんど出ていません。
また、漢字で考えれば、スグ憶えられるので、ざっくりでいいです。
よって、優先順位は、「まあまあ」です。
とはいえ、「相談すること」の論点があるので、油断できません。
このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、押えましょう。
なお、当該生薬が配合された市販薬には、「【第2類医薬品】救心 30粒」などがあります。
生薬の効能・効果が頭に入らないときは、実物の説明書きや成分表で、頭に入れていきましょう。
当該生薬は…、
「動物胆は、胆汁の分泌を促し、消化を助ける効果が期待される。」
…といった感じに出題されています。
「動物“胆”」ですが、その名の通り、「利“胆”作用」があります。
「動物胆」も「利胆作用」も、ともに“胆”の漢字があるので、それで覚えてください。
こんな次第で、解答は、「○」と相なります。
当該動物胆には、先に見たように、「相談すること」の論点があります。
マイナー成分でも、ドンドコ出題されている昨今、「動物胆」でも、押えておくべきです。
手引きには…、
「これらの成分は肝臓の働きを高める作用もあるとされるが、肝臓病の診断を受けた人ではかえって症状を悪化させるおそれがあり、」
「使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである。」
…とあります。
「動物胆・・・肝臓病・・・相談すること」は、押えておきましょう。
なお、動物胆ですが、なぜか、「適正使用」の「相談すること」には、出てきません!!!
暗記用に、空白問題を出しておきます。
動物胆 --- 「○○作用」
すらっと出るようなら、OKです。アレレなら、ページの上の方を見つめてください。
「た行の生薬」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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