危険物取扱者 乙種4類(乙4)の「法令(危険物に関する法令)」のうち、「危険物と指定数量」の「指定数量」の一問一答。その5。ポイント・頻出論点を、一問一答形式で勉強する。いやらしい問題が多いので、知識の確認、チェックに有用。
主に、「指定数量」について、思わず“うげっ”と、声が出るような問題を挙げていきます。
「解説」は、下の方にあります。
なお、「指定数量」ですが、憶え方の「指定数量の伝説的憶え方」を、一読願います。
間違えた人は、復習用に「お気に入り」などに入れて、空き時間に再チェックです。
問1の『ギヤ油を「6000リットル」貯蔵すると、指定数量は、「2倍」となる。』ですが、「×」です。
「ギヤ油」は、「第4石油類」であり、指定数量は「6000リットル」となります。
ですから、「6000/6000」の「1倍」となります。
んなもんで、「誤り」と相なります。
問2の『タービン油を「12000リットル」貯蔵すると、指定数量は、「4倍」となる。』ですが、「×」です。
「タービン油」も、「第4石油類」の危険物です。
よって、指定数量は、「6000リットル」となります。
ですから、「12000/6000」の「2倍」となります。
んなもんで、「誤り」と相なります。
問3の『マシン油を「3000リットル」貯蔵すると、指定数量は、「2倍」となる。』ですが、「×」です。
「マシン油」は、あまり見聞きしませんが、これも、「第4石油類」の危険物です。
よって、指定数量は、「6000リットル」となります。
ですから、「3000/6000」の「0.5倍」となります。
んなもんで、「誤り」と相なります。
問4の『ヤシ油を「20000リットル」貯蔵すると、指定数量は、「2倍」となる』ですが、「○」です。
「ヤシ油」ですが、これは、「動植物油類」の危険物です。
よって、指定数量は、「10000リットル」となります。
よって、「20000/10000」の「2倍」となり、選択肢は、「正しい」と相なります。
問5の『アマニ油を「10000リットル」貯蔵すると、指定数量は、「1.5倍」となる。』ですが、「×」です。
「アマニ油」も、「動植物油類」の危険物です。
よって、指定数量は、「10000リットル」となります。
「10000/10000」で「1倍」となり、選択肢は、「誤り」と相なります。
以上、「危険物と指定数量」の「指定数量」の「指定数量」の一問一答でした。
基礎・基本レベルです。