危険物取扱者 乙種4類(乙4)の「法令(危険物に関する法令)」のうち、「危険物と指定数量」の「危険物」の「定義3」の一問一答。ポイント・頻出論点を、一問一答形式で勉強する。いやらしい問題が多いので、知識の確認、チェックに有用。
主に、「消防法」での「危険物」の「定義」について、思わず“ひでえな”と、声が出るような問題を挙げていきます。
「解説」は、下の方にあります。
間違えた人は、復習用に「お気に入り」などに入れて、空き時間に再チェックです。
問1の『危険物とは、法別表第1に掲げられる物品で、同表に定める区分に応じ、同表の性質欄に掲げる性状を有するものである。』ですが、「○」です。
そのとおりの記述です。
当該論点そのものが問われることは、あまりないです。
ただ、選択肢の1つとして、言うなれば、『問題を埋めるための選択肢』として、しばしば登場します。
憶える必要はありませんが、テキストでチェックしておきましょう。
問2の『危険物を含有する物品であっても、政令で定める試験にて政令で定める性状を示さなければ、危険物には該当しない。』ですが、「○」です。
選択肢の言うように、危険物が含まれていても、政令による試験にて、一定の性状を示さない限り、危険物にはなりません。
これもあまり出ないですが、『問題を埋めるための選択肢』のサンプルとして、テキストで確認しておきましょう。
問3の『可燃性の合成樹脂は、危険物に該当する。』ですが、「×」です。
“すべての”可燃性の合成樹脂が、即、危険物になるわけではありません。
仮に、選択肢が「正」とするなら、そこらへんにある輪ゴムやゴム靴までも、危険物になってしまいます。
こういう、常識的推論からも、判断できます。
問4の『固体とは、液体又は気体以外のものを言う。』ですが、「○」です。
「固体」の定義です。
ガチでは問われませんが、『問題を埋めるための選択肢』として、テキストで確認しておきましょう。
問5の『液体とは、1気圧において、温度20度で液状であるもの、または、温度20度を超え40度以下において、液状になるものを言う。』ですが、「○」です。
「液体」の定義です。
数字等がガチで問われることはないでしょうが、テキストで確認しておきましょう。
まあ、「埋め選択肢」ですわ。
問6の『気体とは、1気圧において、温度20度で気体状のものを言う。』ですが、「○」です。
「気体」の定義です。
危険物試験で言う「気体」とは、選択肢のいうものとなっています。
本試験にて、こういうストレートな出題に当たっても、落ち着いて解答できるようになっておきましょう。
以上、「危険物と指定数量」の「危険物」の「定義3」の一問一答でした。
基礎・基本レベルです。