登録販売者試験の「副作用」で出てくる『数字』の整理とまとめ。間質性肺炎、喘息、接触皮膚炎、薬疹など。出先での勉強や、追い込み時のチェックなどに活用ください。
「人体の働きと医薬品」のうち「副作用」に出てくる『数字』のうち、個々の副作用を中心にまとたページです。
数字問題は、数字と単位が変えられるのが常です。正確に暗記しておきましょう。
なお、「副作用」の各論点は、すべてが頻出論点なので、数字以外も、キッチリ押さえておくべきです。
「間質性肺炎」ですが、手引きには、「一般的に、医薬品の使用開始から1~2週間程度で起きることが多い。」とあります。
当該「1~2週間程度」は、よく出ています。
「ひっかけ」で、「1~2日程度」くらいに変えられるので、正確に憶えましょう。
「喘息」ですが、手引きには、「原因となる医薬品の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳せき、喘鳴(息をするとき喉がゼーゼー又はヒューヒュー鳴る)及び呼吸困難を生じる。」と、表記されています。
これまた、「短時間(1時間以内)」の「1時間以内」のところが、「1日以内」や「1週間以内」などと変えられるので、注意してください。
典型的な出題は、「愛知県 R4 午後第19問」です。
「喘息」には、もう1つ数字があって、「軽症例は半日程度で回復するが、重症例は24時間以上持続し、窒息による意識消失から死に至る危険もある。」とあります。
当該24時間以上が「奈良県 R5 第38問」で出題されています。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。
陰険な出題者だと、さもありなん風に、「軽症例は“1日”程度で回復するが、重症例は“48時間以上”持続し」などと、出しかねないので、念のため、押えておきましょう。
「接触皮膚炎」ですが、手引きには、「接触皮膚炎は、いわゆる「肌に合わない」という状態であり、外来性の物質が皮膚に接触することで現れる炎症である。通常は1週間程度で症状は治まるが、再びその医薬品に触れると再発する。」とあります。
「1週間程度」も、いろいろと変えられるので、正確に暗記です。
「薬疹」ですが、「薬疹は医薬品の使用後1~2週間で起きることが多いが、長期使用後に現れることもある。」とあります。
「使用後1~2週間」が、「使用後2~3週間」になったり、「使用後1~2日」になったりします。正確に暗記です。
「副作用」は、登録販売者の実務に直結することから、実に、よく出る論点です。
そのため、数字も、これでもかといったくらいに出題されます。
数字の暗記だけで、即効で点になる問題も多いです。
テキストの精読時は、常に数字をチェックしましょう。
登録販売者の『数字』ですが、以下のページも参考にしてみてください。
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
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