第24問は、「消防法の防火管理者」の問題です。消防法の基礎的な用語等が問われています。最終解答は、「消去法」で導きましょう。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
テキスト載っている基本事項は、判別できるようになっておきましょう。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
別段、複雑な指示はないので、ふつうに選択肢の1つ1つを解けばいいです。
なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢1の「高さ40mの共同住宅で100人が居住している場合に、その管理について権原が分か れているものの管理について権原を有する者は、統括防火管理者を協議して定めなけ ればならない。」ですが、正しい記述です。
「統括防火管理者」の正しい記述です。
「消防法」の主要な語句の定義と数字は、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「法第8条第1項の管理について権原を有する者は、政令で定める資格を有する者の うちから防火管理者を定め、政令で定めるところにより、消防計画に基づく消火、通 報及び避難の訓練の実施を行わせなければならない」ですが、正しい記述です。
「防火管理者」等の正しい記述です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「法第8条第1項の管理について権原を有する者は、管理的又は監督的な地位にある 者のいずれもが遠隔の地に勤務していることその他の事由により防火管理上必要な業 務を適切に遂行することができない場合であっても、防火管理業務を外部へ委託する ことはできない」ですが、誤った記述です。
外部委託は、そこそこ厳しい条件がありますが、例外的に防火管理者の業務を委託することは可能です。
“こういうもの”として憶えるしかありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「法第8条第1項の管理について権原を有する者は、政令で定める資格を有する者の うちから防火管理者を定め、政令で定めるところにより、避難又は防火上必要な構造 及び設備の維持管理を行わせなければならない。」ですが、正しい記述です。
「防火管理者」等の業務の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
本問は、「誤ったものはどれか?」ですので…
正解:3
…と相なります。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「建築・設備系の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
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