登録販売者の「医薬品」の論点の「生薬」の攻略ページ。独学向け。費用対効果高いもの、やや費用対効果高いものをまとめている。そのほか、勉強しやすい生薬、やや勉強しやすい生薬、時間を確保してやる生薬も、まとめている。また、ブログ記事のうち、上級者向けのものや、語呂合わせ、基原対策なども紹介。「生薬」の行別リンクも併せて掲載。
登録販売者試験の「医薬品」の「生薬」の攻略ページです。
「生薬」ですが、一概には言えませんが、「5~10問」くらい出ます。
「生薬」のすべてを「捨て問」にすると、かなり厳しくなります。できるだけ、勉強しておきましょう。
憶えるものの多い「生薬」ですが、漢方処方製剤に比べたら、はるかにマシです。
最低限、「費用対効果高い1:ド級生薬」と「費用対効果高い2:XIV 漢方処方製剤・生薬製剤」は、やっておきましょう。「1点」取れる可能性が「大」です。
なお、個々の「生薬」の解説ページは、「生薬一覧」です。
「50音別」にまとめています。通勤・通学時の細切れ時間で、消化してください。
「生薬」の勉強方法ですが、カタカナ成分とは「別建て」にして、「生薬だけを独立してやる」方が効率がいいです。
「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」には、「付録」で、生薬の50音順のまとめがあるので、こういうのを活用してください。先の「生薬一覧」も、使えるかと思います。
憶える対象は、名称・基原・効能、そして、その生薬の固有事項です。
当然ですが、いっぺんには、憶えられません。
何回も目を通して、「接触回数」を増やすことで、憶えていきましょう。
1回の勉強時間は、「15~20分」くらいでいいと思います。通勤・通学などの細切れ時間を活用してください。
ちなみに、当方は、夜の寝る前に、勉強してました。
「あ」なら「アカメガシワ」や「アセンヤク」といった「あ」の付く生薬を憶え、次の日は「い」の付く生薬を…ってな感じです。いい睡眠薬でした。
2~3週間ほど続ければ、ある程度頭に入ってきます。以降は、憶えてないものに集中して憶えていけばいいです。
また、やればやるほど、問題が解けるようになるので、過去問題集の問題のみならず、「生薬 過去問リスト」などで、ドンドコ問題を解いていってください。
勉強方法は、以上です。
以下に、とりあえず押さえておきたい「生薬」を挙げておきます。
「生薬」の論点で、最も費用対効果の高いのが、「強心薬」に出てくる「4つ」の生薬です。
「ゴオウ」「ジャコウ」「センソ」「ロクジョウ」の「4つ」です。
当方は、この4つを「ド級生薬」と呼んでおり、本当に実によく出ます。
「生薬」で、最も「1点」に近い生薬です。
当該「ド級生薬」は、「基原(原材料名)」から「効能・効果」まで、そのすべてを、最優先で押えてください。
先と同じくらい費用対効果の高い生薬は、「XIV 漢方処方製剤・生薬製剤」に出てくる「生薬製剤」です。
どの県(どのブロック)でも、かなりの出題実績があります。
該当するものは…、
…です。
当該生薬も、基原・効能ともども、押えておきましょう。
先のリンクページには、「ブシのカブト」とか「さいこーのかぜ薬」といった下らない憶え方もあるので、参考にしてください。
先に挙げた「生薬」ほど出るわけではないですが、そこそこ出るくせに、勉強量は少ないものを挙げていきます。
まずもって、「X 皮膚に用いる薬」の「6)頭皮・毛根に作用する配合成分」です。
当該論点ですが、カタカナ成分が2つしかないのです。
そのため、「毛髪用薬」が出題された場合、かなりの可能性で、「生薬」にお鉢が回ってくることが“かなり”あるのです。
以下の…、
・カシュウ
…「生薬」は、優先して押さえておきましょう。
次に、まあまあの費用対効果のものは、「VI 婦人薬」の「生薬」です。
当該婦人薬も、カタカナ成分が少ないため、「生薬」が問われる傾向にあります。
以下の…、
・サフラン
・コウブシ
・トウキ
・ジオウ
…は、押さえておいて、損はありません。
費用対効果からして、優先したい「生薬」は、以上です。
上述した4項目の「生薬」を勉強しておけば、「2~3点」は、取れるはずです。
さて、「生薬」ですが、本格的に勉強するなら、「50音別」に「数の少ない」ものから消化していくと、負担が少ないです。
「50音別」に「数の少ない」生薬は…、
…です。
最初のうちは、これらから、慣れていくとよいでしょう。
実力が付いてきたら、だんだんと、数を増やしていきます。
「生薬」の数が10個前後あるところは…、
…です。
生薬に慣れてきたら、数の多いものに、駒を進めます。
ボリュームが多いところは…、
…となっています。
これら「か行」と「さ行」の生薬は、それぞれ2週間くらいかけて、消化していきましょう。
なあに、本試験までに間に合えばいいのです。コツコツやっていきましょう。
「生薬」の大半をマスターした上級者向けのブログ記事です。
すべて出題実績があります。直前期あたりで、お目汚しください。
ここまでやっていれば、「生薬」の難化問題も、解けると思います。
下らない語呂合わせあります。
横断的に押さえたい人は、活用してください。
・興奮・緊張の緩和(鎮静)‐チョウトウコウ・チャボトケイソウ・カノコソウ・ホップ・サンソウニン
・苦味の健胃成分の語呂合わせ‐ゲンチアナ・オウバク・オウレン・センブリ・リュウタン・ユウタン
・香りの健胃成分の語呂合わせ‐オウゴン・ショウキョウ・コウボク・チョウジ・ウイキョウ・ソウジュツ・ビャクジュツ・ケイヒ・チンピ
・利尿作用のある生薬の語呂合わせ‐ソウハクヒ・キササゲ・モクツウ・ブクリョウ・カゴソウ・サンキライ
個人的には、利尿作用の「蒼白のキモイ部下、○○さん、きらい!」を気に入っています。
最近の試験では、「基原」がよく問われています。
少しでも楽をするために、生薬の名称と基原とが同じなものを、まとめました。
「基原と名称が同じ生薬一覧」を、活用ください。
ざっと見るだけでも、判別できるようになります。
「生薬」の「基原」ですが、令和4年度の改正で、「英語表記」のものが激増しています。
たとえば、「チョウトウコウ」の「アカネ科のカギカズラ、Uncaria sinensis Haviland 又は Uncariamacrophylla Wallich の通例とげを基原とする」です。
英検にすら出ない難単語を、憶えるのは「酷」です。費用対効果も、極めて悪いです。やってられないです。
「基原」で憶えるのは、日本語の部分だけにして、英語のものは、捨てましょう。
「生薬」を、「行別」に、まとめました。
いっぺんにやると疲れるので、切りのいい「行別」でマスターしていきましょう。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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