登録販売者の「医薬品」に登場する「生薬」のうち、「その他の記載」のある生薬をまとめています。アロエ,カンゾウ,ジリュウ,セキサン,センソ,チャボトケイソウ,ニンジン,ブシ,ヨクイニン,リュウノウなどを掲載しています。
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今後の「生薬」では、「名称‐基原‐効能」以外の出題が予想されます。
たとえば、「ヨクイニン」の「ビタミンB2製剤・ビタミンB6製剤に配合」などです。
以下に、基原や効能以外の「その他の記載」のある「生薬」をまとめました。
該当する「生薬」は、アロエ,カンゾウ,ジリュウ,セキサン,センソ,チャボトケイソウ,ニンジン,ブシ,ヨクイニン,リュウノウです。
なお、注意事項ですが、序盤では、無理に押える必要はないです。
中盤・終盤あたりで、チェックを入れてください。
・アロエ・・・センノシドに類似の物質を含む。
・カンゾウ・・・小児の疳を適応症とする生薬製剤では主として健胃作用を期待して用いられる。
・ジリュウ・・・ジリュウのエキスを製剤化した製品は、「感冒時の解熱」が効能・効果となっている。
・セキサン・・・セキサンのエキスは、別名を白色濃厚セキサノールとも呼ばれる。
・センソ・・・有効域が比較的狭い成分であり、1日用量中センソ5mgを超えて含有する医薬品は劇薬に指定されている。一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められており、それに従って適正に使用される必要がある。
・チャボトケイソウ・・・別名「パッシフローラ」。
・ニンジン・・・高麗人参、朝鮮人参とも呼ばれる。(※注意 チクセツニンジンと区別すること!)
・ブシ・・・血液循環が高まることによる利尿作用を示すほか、鎮痛作用を示すが、アスピリン等と異なり、プロスタグランジンを抑えないことから、胃腸障害等の副作用は示さない。なお、ブシは生のままでは毒性が高いことから、その毒性を減らし有用な作用を保持する処理を施して使用される。
・ヨクイニン・・・ビタミンB2主薬製剤やビタミンB6主薬製剤、瀉下薬等の補助成分として配合されている場合もある。
・リュウノウ・・・リュウノウ中に存在する主要な物質として、ボルネオールが配合されている場合もある。
「その他の記載」のある生薬は、以上です。
先の記述が、そっくりそのまま出題されそうなので、チェックしておいてください。
なお、生薬は、他にも、新しい傾向が見出されます。
「生薬 新傾向」も、一読願います。
2021年2月27日 11:25 AM
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