44問‐東京都 H30年度（2018年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、毒薬劇薬についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
44問‐毒薬劇薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
解説：a
ａの「店舗管理者が登録販売者である店舗販売業者は、劇薬を開封して販売してはならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりです。登録販売者が店舗管理者なら、毒薬・劇薬の開封販売はできません。
対して、登録販売者が薬剤師なら、毒薬・劇薬の開封販売はできます。
アレレとなった人は、テキストで確認しておきましょう。
選択肢の「a」は、「正」と相なります。
解説：b
ｂの「毒薬又は劇薬は、１４歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することが禁止されている。」ですが、正しい記述です。
憶え方あります。「毒薬・劇薬の「14歳未満」と「かぎ」の整理とまとめ」を、一読ください。
よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。
解説：c
ｃの「要指導医薬品で毒薬又は劇薬に該当するものはない。」ですが、誤った記述です。
要指導医薬品のうち、一部は、毒薬又は劇薬です。
よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。
なお、一般用医薬品には、毒薬又は劇薬に該当するものはありません。
きちんと整理して憶えましょう。
解説：d
ｄの「業務上劇薬を取り扱う者は、劇薬を他の物と区別して貯蔵、陳列しなければならず、劇薬を貯蔵、陳列する場所については、かぎを施さなければならない。」ですが、誤った記述です。
前半の「劇薬を他の物と区別して貯蔵、陳列しなければならず」は、正しい記述です。
んで、劇薬のみならず、毒薬でも、同様の措置をしなければなりません。
次に、後半の「劇薬を貯蔵、陳列する場所については、かぎを施さなければならない」ですが、ここが間違っています。
鍵をかけないといけないのは、『毒薬』です。
劇薬には、鍵は必要でありません。
間違えた人は、今一度、テキストを読み込んでおきましょう。
よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。
本問は、一種のひっかけ問題ですが、実によく出ます。今後は、ひっかからないようにしましょう。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、「1」と相なります。
正解：1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
法規
41問：目的定義・・・「やや難」。
42問：医薬品一般問題・・・「ふつう」。
43問：要指導医薬品及び一般用医薬品・・・「ふつう」。
44問：毒薬劇薬・・・「ふつう」。
45問：記載事項・・・「ふつう」。
46問：医薬部外品及び化粧品・・・「ふつう」。
47問：食品・・・「ふつう」。
48問：販売業・・・「ふつう」。
49問：薬局・・・「ふつう」。
50問：配置販売業・・・「ふつう」。
51問：情報提供等・・・「ふつう」。
52問：書面記載事項・・・「ふつう」。
53問：陳列・配置・・・「ふつう」。
54問：配置販売業者の書面記載事項・・・「やや難」。
55問：特定販売・・・「ふつう」。
56問：濫用等のおそれのあるもの・・・「ふつう」。
57問：広告・・・「ふつう」。
58問：販売規制・・・「ふつう」。
59問：監督処分・・・「ふつう」。
60問：苦情相談窓口・・・「ふつう」。
H30 東京都 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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