本問は、濫用等のおそれのあるものについての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品は…、
エフェドリン
コデイン(鎮咳去痰薬に限る。)
ジヒドロコデイン(鎮咳去痰薬に限る。)
ブロモバレリル尿素
プソイドエフェドリン
メチルエフェドリン(鎮咳去痰薬のうち、内用液剤に限る。)
…となっています。
よく出る論点ですし、「医薬品」でも問われるので、上記医薬品は、ガチで暗記しておきましょう。
なお、試験では、かなり細かいところまで、問われる傾向があります。
括弧書きまで、おさえてください。
本試験では、たとえば、「かぜ薬のジヒドロコデイン」とか「メチルエフェドリン(鎮咳去痰薬のうち、外用液剤に限る。)」といった感じで、括弧書きまで、突っ込んだ出題があります。
頻出論点なので、細かいところまで、念のため、押えておきましょう。
aのかぜ薬などに配合される「アセトアミノフェン」ですが、先に挙がってないので、「濫用等のおそれの“ない”もの」です。
参考:アセトアミノフェン
bの「コデイン(鎮咳去痰薬に限る。)」ですが、先に挙がっているので、「濫用等のおそれの“ある”もの」です。
cの「プソイドエフェドリン」ですが、先に挙がっているので、「濫用等のおそれの“ある”もの」です。
dの外皮用薬に配合される「インドメタシン」ですが、「濫用等のおそれの“ない”もの」です。
参考:インドメタシン
「a」は「ないもの」です。
「b」は「濫用等のおそれのあるもの」です。
「c」は「濫用等のおそれのあるもの」です。
「d」は「ないもの」です。
答えは、「3」と相なります。
正解:3
41問:目的定義・・・「やや難」。
42問:医薬品一般問題・・・「ふつう」。
43問:要指導医薬品及び一般用医薬品・・・「ふつう」。
44問:毒薬劇薬・・・「ふつう」。
45問:記載事項・・・「ふつう」。
46問:医薬部外品及び化粧品・・・「ふつう」。
47問:食品・・・「ふつう」。
48問:販売業・・・「ふつう」。
49問:薬局・・・「ふつう」。
50問:配置販売業・・・「ふつう」。
51問:情報提供等・・・「ふつう」。
52問:書面記載事項・・・「ふつう」。
53問:陳列・配置・・・「ふつう」。
54問:配置販売業者の書面記載事項・・・「やや難」。
55問:特定販売・・・「ふつう」。
56問:濫用等のおそれのあるもの・・・「ふつう」。
57問:広告・・・「ふつう」。
58問:販売規制・・・「ふつう」。
59問:監督処分・・・「ふつう」。
60問:苦情相談窓口・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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