本問は、副作用の総合問題です。副作用は、単独で出るのではなく、本問のように選択肢の1部としても登場します。しっかりテキストを読んでおきましょう。副作用は、ほぼ間違いなく、試験に出ます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
aの「抗コリン作用がある成分が配合された医薬品の使用によって眼圧が上昇し、眼痛や眼の充血に加え、急激な視力低下を来すことがある。」ですが、正しい記述です。
抗コリン作用の副作用に、眼圧の上昇による、視覚障害があります。
超基本事項なので、必ず憶えておきましょう。
選択肢の「a」は、「正」と相なります。
bの「医薬品による光線過敏症は、太陽光線(紫外線)に曝さらされることで起こるかぶれ症状であり、貼付剤の場合は、剥がした後でも発症することがある。」ですが、正しい記述です。
テキストそのとおりの記述です。確認しておきましょう。
よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。
なお、光線過敏症は、「医薬品」の「ケトプロフェン」や「ピロキシカム」で生じる副作用です。
cの「薬疹は、医薬品によって引き起こされる皮膚症状であるが、生じる発疹の型は医薬品の種類で決まっている。」ですが、誤った記述です。
薬疹は、あらゆる医薬品で生じるおそれがあります。種類は決まっていません。
よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。
当該薬疹は、原因となる医薬品の「1~2週間」で発生します。ときおり、長期使用後に現れることもあります。これも、押えておきましょう。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、「2」と相なります。
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
61問:消化器系・・・「ふつう」。
62問:呼吸器系・・・「ふつう」。
63問:循環器系・・・「ふつう」。
64問:泌尿器系・・・「ふつう」。
65問:目の構造・・・「ふつう」。
66問:鼻の構造・・・「ふつう」。
67問:耳の構造・・・「ふつう」。
68問:外皮系・・・「ふつう」。
69問:骨格系・筋組織・・・「ふつう」。
70問:副交感神経・・・「ふつう」。
71問:医薬品の作用・・・「ふつう」。
72問:医薬品の一般事項・・・「ふつう」。
73問:医薬品の剤形・・・「ふつう」。
74問:ショック(アナフィラキシー)・・・「ふつう」。
75問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
76問:成分当て・・・「ふつう」。
77問:副作用1・・・「ふつう」。
78問:副作用2・・・「ふつう」。
79問:副作用3・・・「ふつう」。
80問:副作用4・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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