63問‐大阪府 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、循環器系についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。

63問‐循環器系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「好中球は、白血球の約60%を占めており、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。」ですが、正しい記述です。

 選択肢のいうように、好中球は、白血球の約60%を占めており、最も数が多いです。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

 覚え方などは、「登録販売者の「人体の働きと医薬品(人体)」の白血球の憶え方とまとめ」を参考にしてください。

解説:b

 bの「消化管壁を通っている毛細血管の大部分は、門脈と呼ばれる血管に集まって肝臓に入る。」ですが、正しい記述です。

 テキストそのとおりの記述です。精読しておきましょう。

 よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

 なお、ひっかけで最後の「肝臓」部分が入れ替わることがあります。

 たとえば、「消化管壁を通っている…(略)…腎臓に入る。」などです。

 ウッカリミスをしないように、丁寧に設問に当たってください。

解説:c

 cの「リンパ管は、互いに合流して次第に太くなり、最終的に鎖骨の下にある動脈につながる。」ですが、誤った記述です。

 間違えているのは、「動脈」のところです。

 正しくは、「静脈」です。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

 登録販売者試験では、こういう「真逆」の選択肢がよく出ます。テキストをシッカリ読んで、陰湿な出題者の手口に引っかからないようにしましょう。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、「4」と相なります。

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 61問:消化器系・・・「ふつう」。

 62問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 63問:循環器系・・・「ふつう」。

 64問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 65問:目の構造・・・「ふつう」。

 66問:鼻の構造・・・「ふつう」。

 67問:耳の構造・・・「ふつう」。

 68問:外皮系・・・「ふつう」。

 69問:骨格系・筋組織・・・「ふつう」。

 70問:副交感神経・・・「ふつう」。

 71問:医薬品の作用・・・「ふつう」。

 72問:医薬品の一般事項・・・「ふつう」。

 73問:医薬品の剤形・・・「ふつう」。

 74問:ショック(アナフィラキシー)・・・「ふつう」。

 75問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 76問:成分当て・・・「ふつう」。

 77問:副作用1・・・「ふつう」。

 78問:副作用2・・・「ふつう」。

 79問:副作用3・・・「ふつう」。

 80問:副作用4・・・「ふつう」。

H30 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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