本問は、泌尿器系についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
aの「腎小体では、肝臓でアミノ酸が分解されて生成する尿素など、血液中の老廃物が濾過される。」ですが、正しい記述です。
前半部分は、正しいです。
肝臓でアミノ酸が分解されると、アンモニアが生じます。当該アンモニアは有害なので、肝臓で分解されます。このとき、尿素が生じます。
後半部分も、正しいです。
腎小体では、血球やタンパク質以外の血漿成分が濾過されます。
よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。
このあたりは、ド頻出論点なので、テキストで確認しておきましょう。
bの「腎臓には、内分泌腺としての機能はない。」ですが、誤った記述です。
腎臓には、内分泌腺としての機能があります。
骨髄の赤血球の産生を促進するホルモンを分泌し、ビタミンDを活性型ビタミンDに転換し、骨の形成や維持の作用を発揮します。
よって、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。
なお、「胃・胆嚢・大腸・腎臓のビタミンのまとめ‐登録販売者 人体」の方も、参考にしてみてください。
cの「左右の腎臓と膀胱は尿道でつながっており、膀胱に溜まった尿が体外に排泄されるときに通る管を尿管という。」ですが、これは間違いです。
ひっかけの一種です。「逆」問題です。
左右の腎臓と膀胱は、「尿管」でつながっています。
んで、尿が排泄するときに通る管が、「尿道」です。
登録販売者でよくある出題形式なので、押えておきましょう。
よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、「4」と相なります。
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
61問:消化器系・・・「ふつう」。
62問:呼吸器系・・・「ふつう」。
63問:循環器系・・・「ふつう」。
64問:泌尿器系・・・「ふつう」。
65問:目の構造・・・「ふつう」。
66問:鼻の構造・・・「ふつう」。
67問:耳の構造・・・「ふつう」。
68問:外皮系・・・「ふつう」。
69問:骨格系・筋組織・・・「ふつう」。
70問:副交感神経・・・「ふつう」。
71問:医薬品の作用・・・「ふつう」。
72問:医薬品の一般事項・・・「ふつう」。
73問:医薬品の剤形・・・「ふつう」。
74問:ショック(アナフィラキシー)・・・「ふつう」。
75問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
76問:成分当て・・・「ふつう」。
77問:副作用1・・・「ふつう」。
78問:副作用2・・・「ふつう」。
79問:副作用3・・・「ふつう」。
80問:副作用4・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする