72問‐大阪府 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、医薬品の一般事項についての問題です。特に難しいところはありません。テキストを読んで問題集を解いていれば、解けます。

72問‐医薬品の一般事項

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「医薬品が効果を発揮するためには、有効成分がその作用の対象である器官や組織の細胞外液中あるいは細胞内液中に、一定以上の濃度で分布する必要がある。」ですが、正しい記述です。

 薬は、容量を守って使用しなければなりませんが、選択肢の言うように、有効成分が一定以上の濃度が必要になるからです。

 こういうことからも、判断できるかと思います。まあ、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「医薬品の多くは、一度に大量に摂取するなどして有効成分の血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなり、有害な作用(副作用や毒性)は現れやすくなる。」ですが、正しい記述です。

 常識的に考えれば、大丈夫でしょう。

 薬をじゃんじゃか飲めば、たくさん効くわけではないです。効果は頭打ちですし、飲みすぎると副作用も生じやすくなります。

 よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 cの「循環血液中に移行した有効成分は、多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどのタンパク質と結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。」ですが、正しい記述です。

 テキストそのまんまの記述です。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、「1」と相なります。

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 61問:消化器系・・・「ふつう」。

 62問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 63問:循環器系・・・「ふつう」。

 64問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 65問:目の構造・・・「ふつう」。

 66問:鼻の構造・・・「ふつう」。

 67問:耳の構造・・・「ふつう」。

 68問:外皮系・・・「ふつう」。

 69問:骨格系・筋組織・・・「ふつう」。

 70問:副交感神経・・・「ふつう」。

 71問:医薬品の作用・・・「ふつう」。

 72問:医薬品の一般事項・・・「ふつう」。

 73問:医薬品の剤形・・・「ふつう」。

 74問:ショック(アナフィラキシー)・・・「ふつう」。

 75問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 76問:成分当て・・・「ふつう」。

 77問:副作用1・・・「ふつう」。

 78問:副作用2・・・「ふつう」。

 79問:副作用3・・・「ふつう」。

 80問:副作用4・・・「ふつう」。

H30 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

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