26問‐大阪府 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、カフェインについての出題です。定番の論点ばかりですが、一部、漢方処方製剤の選択肢もあります。漢方処方製剤以外は、解けるようになっておきましょう。

26問‐カフェイン

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「カフェインとして1回摂取量は、500mg、1日摂取量は1,500mgが上限とされている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「1回摂取量は、500mg、1日摂取量は1,500mg」の数字のところです。

 正しくは、「1回摂取量は、200mg、1日摂取量は500mg」です。

 まったく数字が違ってますね。

 参考:カフェイン

 選択肢の「a」は、「誤」と相なります。

 なお、カフェインには、まだ「数字」があります。

 「カフェインの最高血中濃度の半減にかかる時間は、成人で約3.5時間だが、乳児では約80時間」のところです。

 「大人‐3.5時間」「乳児‐80時間」と、押えておきましょう。

 数字は、出題者が問題を出しやすいところです。当該カフェインのみならず、医薬品成分で数字が出てきたら、丁寧に押えておきましょう。

解説:b

 bの「反復摂取すると、依存を生じる場合がある。」ですが、正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。まあ、コーヒーや紅茶を毎日飲む人は、結構いるので、常識的に判断できるかと思います。

 選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 cの「副作用として、振戦(震え)、めまい、不安、不眠、頭痛等を生じることがある。」ですが、正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。まあ、コーヒーや紅茶を飲みすぎて、頭が痛くなったり、気分が悪くなったりした人も多いと思います。

 こういう常識的なところからも、判別できるはずです。

 よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

解説:d

 dの「小・中学生の試験勉強に効果があるため、15歳未満の小児に適している。」ですが、誤った記述です。

 一口で言うと、適していません。

 試験勉強の眠気覚ましに、カフェインの入ったドリンクを飲みすぎて、倒れた小・中学生がいます。

 飲み物でさえそうなのですから、よりキツイ眠気防止薬を使用するのは、適切ではありません。

 よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 この組み合わせを探せば、「3」と相なります。

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 21問:かぜの一般問題・・・「ふつう」。

 22問:かぜ薬・・・「ふつう」。

 23問:解熱鎮痛成分・・・「ふつう」。

 24問:麻薬性鎮咳成分・・・「ふつう」。

 25問:眠気を促す薬・・・「ふつう」。

 26問:カフェイン・・・「ふつう」。

 27問:小児の疳・・・「難」。

 28問:咳の一般問題・・・「ふつう」。

 29問:鎮咳去痰薬・・・「やや難」。

 30問:咽喉薬・含嗽薬・・・「ふつう」。

 31問:胃腸薬・・・「やや難」。

 32問:胃液分泌抑制作用・・・「ふつう」。

 33問:腸に作用する薬・・・「ふつう」。

 34問:腸の薬・・・「ふつう」。取れる。

 35問:胃腸鎮痛鎮痙薬・・・「ふつう」。

 36問:浣腸薬・・・「ふつう」。

 37問:生薬・・・「ふつう」。取れる問題。

 38問:高コレステロール薬・・・「ふつう」。基礎・基本レベル。

 39問:貧血薬・・・「ふつう」。

 40問:ユビデカレノン・・・「ふつう」。

 41問:外用痔疾用薬・・・「ふつう」。

 42問:泌尿器用薬・・・「ふつう」。

 43問:婦人薬・・・「ふつう」。

 44問:婦人薬の漢方処方製剤・・・「難」。

 45問:内服アレルギー用薬・・・「ふつう」。

 46問:鼻炎用点鼻薬・・・「ふつう」。

 47問:点眼薬・・・「ふつう」。

 48問:点眼薬の一般問題・・・「ふつう」。取れる。

 49問:皮膚に用いる薬・・・「ふつう」。

 50問:歯槽膿漏薬・・・「ふつう」。

 51問:口内炎用薬・・・「ふつう」。

 52問:禁煙補助剤・・・「ふつう」。

 53問:ビタミン成分・・・「ふつう」。

 54問:漢方処方製剤・・・「難」。

 55問:生薬・・・「難」。

 56問:消毒薬・・・「ふつう」。

 57問:殺虫剤・・・「ふつう」。

 58問:一般用検査薬・・・「ふつう」。

 59問:尿糖・尿タンパク検査薬・・・「ふつう」。

 60問:妊娠検査薬・・・「ふつう」。

H30 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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