22問‐大阪府 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、かぜ薬の成分を問う問題です。どの成分も有名どころなので、必ず押えておきましょう。間違えたら、必ず、復習してください。

22問‐かぜ薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「かぜ薬を一定期間又は一定回数使用して症状の改善がみられない場合は、かぜとよく似た症状を呈する別の疾患や細菌感染の合併等が疑われるため、一般用医薬品で対処することは適当でない可能性がある。」ですが、正しい記述です。

 かぜ薬は、「対処療法薬」でしかありません。

 使用しても、症状の改善がない場合は、風邪以外の病気を疑うべきです。

 んなもんで、選択肢の言う「一般用医薬品で対処することは適当でない可能性がある。」は、正しい記載となります。

 こんな次第で、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「エテンザミドが配合されたかぜ薬は、水痘(水疱瘡)又はインフルエンザにかかっている15歳未満の小児への使用を避ける必要がある。」ですが、正しい記述です。

 定番中の定番論点です。

 「サリチルアミド」と「エテンザミド」には、「ライ症候群」との関連性があるため、上記のような規定があります。

 繰り返しますが、当該規定は、ド定番論点なので、忘れていたら、テキストを10回は読み直しましょう。ほぼ間違いなく試験に出ます。

 こんな次第で、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 選択肢cの「かぜの時に消耗しやすいビタミン又はビタミン様物質を補給することを目的として、アスコルビン酸やリボフラビンが配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。

 「かぜ薬」のビタミン類は、そう問われないのですが、このように、問われることもあります。

 テキストは、隅から隅まで、読んでおきましょう。

 なお、「アスコルビン酸」とは、「ビタミンC」のことです。

 んで、「リボフラビン」とは、「ビタミンB2」のことです。

 参考:ビタミンC

 参考:ビタミンB2

 こんな次第で、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

 なお、本試験では、小難しい別称も問われるようになっています。

 「アスコルビン酸」は、「アスコルビン酸カルシウム」等とも、言われます。

 「リボフラビン」は、「リン酸リボフラビンナトリウム」などでもあります。

 ガチ暗記は無用ですが、小難しい別称が出ても、判別できるようになっておきましょう。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 先の組み合わせを探せば、「1」と相なります。

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 21問:かぜの一般問題・・・「ふつう」。

 22問:かぜ薬・・・「ふつう」。

 23問:解熱鎮痛成分・・・「ふつう」。

 24問:麻薬性鎮咳成分・・・「ふつう」。

 25問:眠気を促す薬・・・「ふつう」。

 26問:カフェイン・・・「ふつう」。

 27問:小児の疳・・・「難」。

 28問:咳の一般問題・・・「ふつう」。

 29問:鎮咳去痰薬・・・「やや難」。

 30問:咽喉薬・含嗽薬・・・「ふつう」。

 31問:胃腸薬・・・「やや難」。

 32問:胃液分泌抑制作用・・・「ふつう」。

 33問:腸に作用する薬・・・「ふつう」。

 34問:腸の薬・・・「ふつう」。取れる。

 35問:胃腸鎮痛鎮痙薬・・・「ふつう」。

 36問:浣腸薬・・・「ふつう」。

 37問:生薬・・・「ふつう」。取れる問題。

 38問:高コレステロール薬・・・「ふつう」。基礎・基本レベル。

 39問:貧血薬・・・「ふつう」。

 40問:ユビデカレノン・・・「ふつう」。

 41問:外用痔疾用薬・・・「ふつう」。

 42問:泌尿器用薬・・・「ふつう」。

 43問:婦人薬・・・「ふつう」。

 44問:婦人薬の漢方処方製剤・・・「難」。

 45問:内服アレルギー用薬・・・「ふつう」。

 46問:鼻炎用点鼻薬・・・「ふつう」。

 47問:点眼薬・・・「ふつう」。

 48問:点眼薬の一般問題・・・「ふつう」。取れる。

 49問:皮膚に用いる薬・・・「ふつう」。

 50問:歯槽膿漏薬・・・「ふつう」。

 51問:口内炎用薬・・・「ふつう」。

 52問:禁煙補助剤・・・「ふつう」。

 53問:ビタミン成分・・・「ふつう」。

 54問:漢方処方製剤・・・「難」。

 55問:生薬・・・「難」。

 56問:消毒薬・・・「ふつう」。

 57問:殺虫剤・・・「ふつう」。

 58問:一般用検査薬・・・「ふつう」。

 59問:尿糖・尿タンパク検査薬・・・「ふつう」。

 60問:妊娠検査薬・・・「ふつう」。

H30 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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