第7問‐奈良県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「医薬品の相互作用」の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。
第7問‐医薬品の相互作用
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。
選択肢a
選択肢aの「医療機関で治療を受けている場合は、一般用医薬品を併用しても問題ないかどうか について、治療を行っている医師又は歯科医師若しくは処方された医薬品を調剤する 薬剤師に確認する必要がある。」ですが、正しい記述です。
選択肢のように、「医療機関で治療を受けている場合」には、「通常、その治療が優先されることが望ましい」です。
よって、一般用医薬品の適否を、医師等に確認することになっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「一般用医薬品は、一つの医薬品の中に作用の異なる複数の成分を組み合わせて含ん でいる（配合される）ことが多く、他の医薬品と併用した場合に、同様な作用を持つ 成分が重複することがある」ですが、正しい記述です。
「重複・相互作用」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用されるが、医薬品同 士の相互作用に関しては特に注意する必要はない。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないと突っ込む選択肢です。
間違っているのは、「医薬品同 士の相互作用に関しては特に注意する必要はない」のところです。
手引きには…、
「複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、」
「医薬品 同士の相互作用に関して特に注意が必要となる。」
…とあります。
「複数の疾病を有する人」の場合、結構強めの注意喚起がなされています。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「医薬品の相互作用は、薬理作用をもたらす部位においてのみ起こる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「薬理作用をもたらす部位においてのみ起こる」のところです。
「薬理作用をもたらす部位で起こるもの」のほかに、「医薬品が吸収、分布、代謝（体内で化学的に変化すること）又は排泄される過程で起こるもの」でも生じます。
他県でも、ちょこちょこと出題されています。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
まあ、本問では、「のみ」という強い語句があるので、この点で、おかしいなーと判断できるかと思います。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：1
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
基本知識
令和5年度 奈良県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
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