本問は、「基本知識」の「小児等」の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「乳児向けの用法用量が設定されている医薬品であれば、乳児は医薬品の使用により 状態が急変することはない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「乳児は医薬品の使用により 状態が急変することはない」のところです。
手引きには…、
「乳児向けの用法用量が設定されている医薬品であっても、」
「乳児は医薬品の影響を受けやす く、また、状態が急変しやすく、一般用医薬品の使用の適否が見極めにくいため、」
「基本的に は医師の診療を受けることが優先され、一般用医薬品による対処は最小限(夜間等、医師の 診療を受けることが困難な場合)にとどめるのが望ましい。」
…とあります。
よく出るところなので、後半の記述ともども、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「家庭内の医薬品の保管場所については、いつでも取り出せるよう、小児が容易に手 に取れる場所や、小児の目につく場所とすることが適切である」ですが、誤った記述です。
小児は何でも口に入れるので、小児の目につく場所に薬を保管してはいけません。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「一般用医薬品は、誤飲・誤用事故の場合でも、想定しがたい事態につながるおそれ がないので安全に使用できる」ですが、誤った記述です。
全体的に間違っています。
手引きには…、
「乳幼児が誤って薬を大量に飲み込んだ、又は目に入れてしまったなどの誤飲・誤用事故の 場合には、」
「通常の使用状況から著しく異なるため、想定しがたい事態につながるおそれがある。」
「このような場合には、一般用医薬品であっても高度に専門的判断が必要となることが多 いので、応急処置等について関係機関の専門家に相談し、又は様子がおかしいようであれば 医療機関に連れて行くなどの対応がなされることが必要である」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「医薬品が喉につかえると、大事に至らなくても咳き込んで吐き出し苦しむことにな り、その体験から乳幼児に医薬品の服用に対する拒否意識を生じさせることがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
あまり出ない記述ですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないです。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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