106問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「製造販売業者の副作用等の報告」についての問題です。直に当てようとすると、難しいのですが、消去法で、解答すると、点は取れます。復習は、きちんとしてください。

106問‐製造販売業者の副作用等の報告

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 もはや定番問題と化した「企業からの副作用等の報告」の問題です。

 対策ページは、「適正使用の「医薬関係者の副作用報告」と「企業からの副作用等の報告」の期限のまとめと憶え方」です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品によるものと疑われる副作用症例のうち、使用上の注意から予測できない もので、非重篤な事例」ですが、誤った記述です。

 選択肢の場合、「定期報告」となります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「副作用症例・感染症の発生傾向が著しく変化したことを示す研究報告」ですが、誤った記述です。

 「研究報告」は、すべて「30日以内」です。

 先の攻略ページをチェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「医薬品によるものと疑われる副作用症例のうち、発生傾向の変化が保健衛生上の 危害の発生又は拡大のおそれを示すもので、重篤な事例」ですが、正しい記述です。

 正しい記述です。「15日以内」です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「医薬品によるものと疑われる副作用症例のうち、使用上の注意から予測できるも ので、死亡に至った事例」ですが、正しい記述です。

 本問も、「15日以内」です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書記載事項

 103問:一般用医薬品の製品表示

 104問:添付文書の使用上の注意

 105問:してはいけないこと

 106問:製造販売業者の副作用等の報告

 107問:医薬品の副作用等の報告

 108問:副作用情報等の評価及び措置

 109問:救済制度

 110問:安全性情報

 111問:安全対策

 112問:啓発活動

 113問:医薬品PLセンター

 114問:救済制度

 115問:使用上の注意

 116問:使用上の注意2

 117問:相談すること‐授乳中の人

 118問:過量服用・長期連用しないこと

 119問:使用しない‐6歳未満の小児

 120問:使用しない‐牛乳アレルギー

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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