110問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「安全性情報」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

110問‐安全性情報

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「独立行政法人医薬品医療機器総合機構の医薬品医療機器情報配信サービス(PMDAメディナビ)の利用は、医薬関係者に限られる。」ですが、誤った記述です。

 「PMDAメディナビ」は、誰でも使えます。

 次の選択肢bの「医薬品・医療機器等安全性情報」とは、必ず区別して憶えてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「厚生労働省は、医薬品(一般用医薬品を含む)、医療機器等による重要な副作用、 不具合等に関する情報をとりまとめ、「医薬品・医療機器等安全性情報」として、広 く医薬関係者向けに情報提供を行っている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「医薬品・医療機器等安全性情報」は、「医薬関係者」向けなので、つまり、一般向けに公開していないので、テキストをチェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「「緊急安全性情報」はレッドレター、「安全性速報」はイエローレターとも呼ばれ る。」ですが、誤った記述です。

 「緊急安全性情報」は、イエローレターです。

 「安全性速報」は、ブルーレターです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「「安全性速報」は、医薬品、医療機器又は再生医療等製品について一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な注意喚起や適正使用のための対応の注意喚起が必 要な状況にある場合に作成される」ですが、正しい記述です。

 「安全性速報(ブルーレター)」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 なお、「緊急安全性情報(レッドレター)」は、「緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合」です。整理して憶えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「答え」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書記載事項

 103問:一般用医薬品の製品表示

 104問:添付文書の使用上の注意

 105問:してはいけないこと

 106問:製造販売業者の副作用等の報告

 107問:医薬品の副作用等の報告

 108問:副作用情報等の評価及び措置

 109問:救済制度

 110問:安全性情報

 111問:安全対策

 112問:啓発活動

 113問:医薬品PLセンター

 114問:救済制度

 115問:使用上の注意

 116問:使用上の注意2

 117問:相談すること‐授乳中の人

 118問:過量服用・長期連用しないこと

 119問:使用しない‐6歳未満の小児

 120問:使用しない‐牛乳アレルギー

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする