102問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「添付文書記載事項」の問題です。 ガチの知識問題なので、知らないと無理です。最近、よく出るようになったので、確実に押えておきましょう。

102問‐添付文書記載事項

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「成分及び分量には、年齢区分、1回用量、1日の使用回数等について一般の 生活者に分かりやすく、表形式で示されるなど工夫して記載されている。」ですが、誤った記述です。

 小難しい選択肢です。

 間違っているのは、「成分及び分量」のところです。

 正しくは、「用法及び用量(一般用検査薬では「使用方法」)」です。

 選択肢には、「1回用量、1日の使用回数等」とあるので、明らかに、「成分及び分量」では不適当とわかります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、選択肢の言う「成分及び分量」ですが、これは、正式には「成分及び分量(一般用検査薬では「キットの内容及び成分・分量」)」です。

 その内容は、「有効成分の名称(一般的名称のあるものについては、その一般的名称。有効成分が不明なものにあっては、その本質及び製造方法の要旨。)及び分量が記載されている」です。

 これが出ても少しもおかしくないので、テキストで確認しておきましょう。

選択肢b

 選択肢bの「販売名の上部に、「使用にあたって、この説明文書を必ず読むこと。また、必要な ときに読めるよう大切に保存すること。」等の文言が記載されている。」ですが、正しい記述です。

 当方の手持ちの薬の添付文書には…、

 

 …とあります。各自で手元の薬で確認してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「添付文書の内容は、医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見、使用に係る情 報に基づき、3年に1回定期的に改訂がなされる」ですが、誤った記述です。

 定番問題です。

 改訂は、「随時」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「重要な内容が変更された場合には、改訂年月を記載するとともに改訂された箇所 を明示することとされている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しいもの」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書記載事項

 103問:一般用医薬品の製品表示

 104問:添付文書の使用上の注意

 105問:してはいけないこと

 106問:製造販売業者の副作用等の報告

 107問:医薬品の副作用等の報告

 108問:副作用情報等の評価及び措置

 109問:救済制度

 110問:安全性情報

 111問:安全対策

 112問:啓発活動

 113問:医薬品PLセンター

 114問:救済制度

 115問:使用上の注意

 116問:使用上の注意2

 117問:相談すること‐授乳中の人

 118問:過量服用・長期連用しないこと

 119問:使用しない‐6歳未満の小児

 120問:使用しない‐牛乳アレルギー

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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