114問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「救済制度」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

114問‐救済制度

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 「救済制度」の「“対象外”」のものは、要指導医薬品又は一般用医薬品では…、

 ・殺虫剤・殺鼠剤

 ・殺菌消毒剤(人体に直接使用するものを除く)

 ・一般用検査薬

 ・一部の日局収載医薬品(精製水、ワセリン等)

 …となっています。

 また、そのほかには…、

 ・製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合

 ・無承認無許可医薬品(健康食品・個人輸入の医薬品を含む)

 …となっています。

解答

 上記リストを見ると…、

 「殺菌消毒剤(人体に直接使用するものを除く)

 …とあります。

 「人体に直接使用“しない”殺菌消毒剤」が、救済制度の「対象外」です。

 「4 殺菌消毒剤(人体に直接使用するもの)」ですが、人体に直接使用するので、救済制度の「対象」となります。

 当該論点は、他県でもよく出るので、そのまんま、「人体に直接使用する殺菌消毒剤は、救済制度の対象」と、ガチ暗記してください。

補足

 「1 個人輸入により入手された医薬品」と「2 健康食品」ですが、先のリストの「無承認無許可医薬品(健康食品・個人輸入の医薬品を含む)」に該当します。よって、対象外です。

 「3 一般用検査薬」も、「5 日本薬局方収載医薬品である精製水」も、先の対象外のリストにあります。

答え

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書記載事項

 103問:一般用医薬品の製品表示

 104問:添付文書の使用上の注意

 105問:してはいけないこと

 106問:製造販売業者の副作用等の報告

 107問:医薬品の副作用等の報告

 108問:副作用情報等の評価及び措置

 109問:救済制度

 110問:安全性情報

 111問:安全対策

 112問:啓発活動

 113問:医薬品PLセンター

 114問:救済制度

 115問:使用上の注意

 116問:使用上の注意2

 117問:相談すること‐授乳中の人

 118問:過量服用・長期連用しないこと

 119問:使用しない‐6歳未満の小児

 120問:使用しない‐牛乳アレルギー

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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