112問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「啓発活動」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

112問‐啓発活動

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の適正使用の重要性等に関する小中学生への啓発は、薬物への興味や乱用 につながるため、してはならない。」ですが、誤った記述です。

 啓発活動は、小中学生にも行われます。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸 透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月 17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等に よる広報活動やイベント等が実施されている。」ですが、正しい記述です。

 「け・ん・こ・う・の・し・ゅ・う・か・ん」の「10文字」で「10月」と憶えましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「薬物乱用や薬物依存は、一般用医薬品では生じず、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大 麻等)によって生じるものである」ですが、誤った記述です。

 一般用医薬品でも、薬物乱用や依存が生じます。

 「濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品」の論点を、思い出してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱用防止を一層推進する ため、毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等によ り、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。」ですが、正しい記述です。

 「ダ・メ・ゼ・ツ・タ・イ」の「6文字」で「6月」と憶えましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「答え」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書記載事項

 103問:一般用医薬品の製品表示

 104問:添付文書の使用上の注意

 105問:してはいけないこと

 106問:製造販売業者の副作用等の報告

 107問:医薬品の副作用等の報告

 108問:副作用情報等の評価及び措置

 109問:救済制度

 110問:安全性情報

 111問:安全対策

 112問:啓発活動

 113問:医薬品PLセンター

 114問:救済制度

 115問:使用上の注意

 116問:使用上の注意2

 117問:相談すること‐授乳中の人

 118問:過量服用・長期連用しないこと

 119問:使用しない‐6歳未満の小児

 120問:使用しない‐牛乳アレルギー

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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