問は、「適正使用」の「使用上の注意」についての問題です。「相談すること」の問題です。難しい選択肢が1つあり、確答が厳しいです。しかし、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、最終的には、問いと答えを憶えて、解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢1の「ブロメラインは、フィブリノゲン、フィブリンを分解するたんぱく分解酵素であ り、出血傾向を増悪させるおそれがあるため、「血液凝固異常の診断を受けた人」は、 「相談すること」とされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。「相談すること 基礎疾患3」を、参考にしてください。
設問の成分は、頻出事項なので、これだけでも、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「ピペラジンリン酸塩は、貧血の症状を悪化させるおそれがあるため、「貧血の診断 を受けた人」は、「相談すること」とされている。」ですが、正しい記述です。
「貧血」で「相談すること」なのは、当該「ピペラジンリン酸塩」のみなので、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「ジプロフィリンは、甲状腺ホルモンの吸収を阻害するおそれがあるため、「甲状腺 機能障害の診断を受けた人」は、「相談すること」とされている。」ですが、誤った記述です。
難しい選択肢です。
間違っているのは、理由の「甲状腺ホルモンの吸収を阻害するおそれがある」のところです。
正しくは、「中枢神経系の興奮作用により、症状の悪化を招くおそれがあるため」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の「甲状腺機能障害の診断を受けた人は、相談すること」のところは、正しい記述です。
「ジプロフィリン」は、「甲状腺機能障害、甲状腺機能亢進症」の基礎疾患のある人は、「相談すること」となっています。
ところで、選択肢の理由部分の「甲状腺ホルモンの吸収を阻害」ウンヌンは、水酸化アルミニウム・炭酸マグネシウムなどが、この理由に該当します。
んで、「ジプロフィリン」ですが、「ジプロフィリンと言えば、てんかん」なので、併せて、押えておきましょう。
論点てんこ盛りですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。
選択肢4の「パパベリン塩酸塩は、眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがあるため、「緑 内障の診断を受けた人」は、「相談すること」とされている。」ですが、正しい記述です。
「パパベリン塩酸塩」の「相談すること」の正しい記述です。
全国的に、「緑内障」を問う問題を目にするので、「緑内障」は、意識して押えていってください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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