本問は、「適正使用」の「安全対策」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りか ぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で死亡例が発生し、1965年、 厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、製品の回収が要請された。」ですが、正しい記述です。
「アンプル入りか ぜ薬」ですが、近年、よく出るようになっています。
キーワードの「アミノピリン、スルピリン」を中心に、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「1970年に、アンプル剤以外の一般用かぜ薬について、承認基準が制定 され、成分・分量、効能・効果等が見直された。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「アンプル剤以外の一般用かぜ薬についても、1970年に承認基準が制定され、成分・分 量、効能・効果等が見直された」
…とあります。
こういう記述も出ます。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「一般用かぜ薬の使用によると疑われる腎障害の発生事例が、2003年 5月までに複数報告されたことを受け、厚生労働省は一般用かぜ薬全般に つき使用上の注意の改訂を指示した。」ですが、誤った記述です。
「一般用かぜ薬による間質性肺炎」からの出題です。
間違っているのは、「腎障害」のところです。
正しくは、「間質性肺炎」です。
基本用語ですね。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「2003年8月までにプソイドエフェドリン塩酸塩が配合された一般用 医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたことを受け、厚生労 働省から関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂、代替成分への切替 え等について指示がなされた」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「プソイドエフェドリン塩酸塩」のところです。
正しくは、「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)」です。
プソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)は、代わりに配合されるようになったものですね。
アルファベットまで押えておきましょう。また、選択肢の黒文字部分の「脳出血」がキーワードなので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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