登録販売者 過去問+解説 関西広域連合 令和7年度(2025年度)第100問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「医薬品の販売方法」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。

第100問‐医薬品の販売方法

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「店舗販売業者が、許可を受けた店舗以外の場所を拠点に、医薬品を販売す る行為は認められている。」ですが、誤った記述です。

 んなーこたないですよ。

 そんなことしたら、許可制度が意味なくなっちゃいますよね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の販売等に従事する専門家は、医薬品を多量に購入する者等に対 して、積極的に事情を尋ねるなど慎重に対処し、状況によっては販売を差し 控えるべきである。」ですが、正しい記述です。

 過度の医薬品の使用が不適切な以上、登録販売者等は、大量購入に当たっては慎重にならないとダメです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「店舗販売業者は、在庫処分の目的で効能効果が重複する医薬品を組み合 わせて販売することができる」ですが、誤った記述です。

 組み合わせ販売は、情報提供が可能で、また、組み合わせに合理的な理由があるときだけに可能です。

 手引きには…、

 「購入者の利便性のため異なる複数の医薬品又は医薬品と他の物品を組み合わせて販売又は 授与する場合には、組み合わせた医薬品について、購入者等に対して情報提供を十分に行え る程度の範囲内であって、」

 「かつ、組み合わせることに合理性が認められるものでなければなら ない。」

 「したがって、効能効果が重複する組合せや、相互作用等により保健衛生上の危害を生じ るおそれのある組合せは不適当である」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、「注記」には、「医薬品の組み合わせ販売は、購入者の利便性を考慮して行われるものであり、販売側の都合による抱き合わせ、在庫処分 等の目的で組み合わせを行うことは、厳に認められない」とあります。

 これも、押えておきましょう。

選択肢d

 選択肢dの「 医薬品を懸賞や景品として授与することは、原則として認められていない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 81問:登録販売者

 82問:医薬品の定義

 83問:要指導医薬品

 84問:毒薬又は劇薬

 85問:一般用医薬品のリスク区分

 86問:容器被包記載事項

 87問:医薬部外品

 88問:化粧品

 89問:保健機能食品等

 90問:医薬品の販売業

 91問:薬局

 92問:店舗販売業

 93問:配置販売業

 94問:情報提供

 95問:第一類医薬品の提供事項

 96問:医薬品の陳列

 97問:店舗の掲示事項

 98問:特定販売

 99問:広告

 100問:医薬品の販売方法

令和7年度 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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