登録販売者過去問＋解説関西広域連合令和7年度（2025年度）第83問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「法規」の「要指導医薬品」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第83問‐要指導医薬品

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「要指導医薬品で劇薬に該当するものはない。」ですが、誤った記述です。

　んなーこたないですね。

　要指導医薬品の定義ですが、手引きには…、

　「ハ第４４条第１項に規定する毒薬」

　「ニ第４４条第２項に規定する劇薬」

　…とあります。

　また、「毒薬又は劇薬は、要指導医薬品に該当することはあるが、現在のところ、毒薬又は劇薬で、一般用医薬品のものはない」とあります。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

　選択肢bの「検体の採取に身体への直接のリスクを伴う検査薬は、要指導医薬品としては認められていない。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

　まあ、要指導医薬品は、市販されるものなので、注射等の侵襲性の高い物はダメですよね。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

　選択肢cの「医師等の診療によらなければ一般に治癒が期待できない心臓病に対する効能効果は、要指導医薬品において認められていない」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　手引きには…、

　「一般用医薬品及び要指導医薬品は、通常、医療機関を受診するほどではない体調不良や疾病の初期段階において使用されるものであり、医師等の診療によらなければ一般に治癒が期待できない疾患（例えば、がん、心臓病等）に対する効能効果は、一般用医薬品及び要指導医薬品において認められていない。」

　…とあります。

　テキストで確認しておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

　選択肢dの「要指導医薬品は、法に定める期間を経過し、薬事審議会において一般用医薬品として取り扱うことが適切と認められたものについては、一般用医薬品に分類される。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　手引きには…、

　「要指導医薬品は、次に掲げる期間を経過し、薬事審議会において、一般用医薬品として取り扱うことが適切であると認められたものについては、一般用医薬品に分類される」

　…とあります。

　テキストで確認しておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

　なお、手引きの記述の「次に掲げる期間」ですが、ヤヤコシイので、捨てていいと思います。

答え

　「適切なもの」は、

　正解：4

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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