本問は、「法規」の「毒薬又は劇薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「業務上劇薬を取り扱う者は、劇薬を他の物と区別して貯蔵、陳列し、その 場所については、かぎを施さなければならない。」ですが、誤った記述です。
超絶「ひっかけ」ポイントです。
かぎが必要なのは、「毒薬」です。
「劇薬」ではありません。
会心の「ひっかけ」なので、注意してください。誰でも、一度は、引っかかります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「毒薬の直接の容器又は被包に、黒地に白枠、白字をもって、当該医薬品の 品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。よく出ます!
なお、「劇薬」は、「白地に赤枠、赤字をもって、当該医薬品の品名及び「劇」の文字が記載されていなければならない」です。
参考:毒薬・劇薬の「法定表示」の整理とまとめ‐登録販売者 法規
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「店舗管理者が薬剤師以外である場合、店舗販売業者は、劇薬を開封して販 売することはできない」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「毒薬又は劇薬については、」
「店舗管理者が薬剤師である店舗販売業者及び営業所管理者が薬剤師である卸売販売業者以外の医薬品の販売業者は、開封して、販売等してはならないとされている」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「毒薬又は劇薬を一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、譲り受 ける者に、品名、数量、譲渡年月日が記入され、署名された文書を交付しなければならない」ですが、誤った記述です。
よく出るところです。
間違っているのは、「文書を交付しなければならない」のところです。
販売業者が、買った人に、文書を交付するのではありません!
販売業者は、当該医薬品を譲り受ける者から、文書を“貰わないといけない”のです。
また、選択肢は、文書の記入内容に不足があります。
手引きには…、
「品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び職業が記入され、署名又は記名押印された文書の交付を受けなければならない」
…とあります。
ここは、「3S」で、憶えましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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