64問‐香川県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤（かぜ）」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
64問‐漢方処方製剤（かぜ）
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1
選択肢１の「葛根湯は、重篤な副作用として肝機能障害、偽アルドステロン症を生じることが知ら れている。」ですが、正しい記述です。
「葛根湯」の正しい記述です。テキストを精読しておきましょう。
なお、まれ重篤副作用が「肝機能障害、偽アルドステロン症」のコンビは、言うほど数がないので、「まれ重篤 肝機能障害・偽アルドステロン症」で押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2
選択肢２の「麻黄湯は、体の虚弱な人（体力の衰えている人、体の弱い人）は使用を避ける必要が ある。」ですが、正しい記述です。
「麻黄湯 」の正しい記述です。
まあ、読んで字のごとく、当該麻黄湯には「マオウ」が入っているので、さもありなんといった次第です。
また、当該麻黄湯の体力規定は「体力充実」なので、この点でも、判断できます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3
選択肢３の「小柴胡湯は、まれに重篤な副作用として間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知 られている」ですが、正しい記述です。
「小柴胡湯」の正しい記述です。
小柴胡湯と言えば、間質性肺炎なので、ここだけは、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4
選択肢４の「小青竜湯は、体力中等度で、ときに脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲 不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの、食欲不振、疲労感、かぜの後期の諸症状に適すとされる」ですが、誤った記述です。
「小青竜湯」のキーワードは、まずもって「うすい水様の痰」です。
また、選択肢の言うような「体力中等度」で「白苔」で「かぜの後期の諸症状」なのは、「小柴胡湯」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤っているもの」は、
正解：4
医薬品
令和3年度 香川県 科目別
独学向け教材
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