本問は、「医薬品」の「口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「鎮咳成分や気管支拡張成分が配合されている。」ですが、誤った記述です。
口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)は、抗炎症成分や殺菌消毒成分などが配合されています。
鎮咳成分や気管支拡張成分などは、入ってません。
つーか、鎮咳成分や気管支拡張成分が入っていたら、それは、鎮咳去痰薬ですよね。
難しく考えないで、解答してください。解けなくても、復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「リゾチーム塩酸塩が配合成分として使用されている場合は、鶏卵アレルギーの既往歴 がある人は使用を避ける必要がある」ですが、正しい記述です。
「抗炎症成分」の「リゾチーム塩酸塩」の正しい記述です。
「食べ物アレルギー系(鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ」も参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「含嗽薬は、水で用時希釈して使用するものが多く、調製した濃度が濃いほど効果が高 い。」ですが、誤った記述です。
「誤った薬の常識」問題です。
手引きには…、「調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られない。」とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬では、レモンやお茶を摂取した直後の使用 は避けることが望ましいとされている」ですが、正しい記述です。
「ヨウ素系殺菌消毒成分」の正しい記述です。
手引きには…、
「ヨウ素は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンC等の成分と反応すると脱色 を生じて殺菌作用が失われるため、」
「ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬では、そうした食品を摂取した直後の使用や混合は避けることが望ましい」
…とあります。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「ヨウ素系殺菌消毒成分」には、「ポビドンヨード」や「ヨウ化カリウム」などがあります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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