92問‐香川県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「殺菌消毒成分」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。
92問‐殺菌消毒成分
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「アクリノールは、一般細菌類、真菌、結核菌、ウイルスに殺菌消毒作用を示す。」ですが、誤った記述です。
「アクリノール」は、真菌、結核菌、ウイルスには効き目がありません。
何に効いて、何に効かないかは、消毒薬のド定番論点なので、整理して憶えてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「消毒用エタノールは、手指・皮膚の消毒のほか、創傷面の殺菌・消毒にも用いられる ことがある」ですが、正しい記述です。
「エタノール（消毒用エタノール）」ですが、手引きには、「手指・皮膚の消毒、器具類の消毒のほか、創傷面の殺菌・消毒にも用いられることがある」とあります。
なぜだか、しばしば問われるところなので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「創傷部に殺菌消毒薬を繰り返し適用すると、殺菌消毒成分により組織修復が妨げられ、 かえって治癒しにくくなることがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
まあ、過剰使用が推奨される医薬品はないので、この点からも、判断も可能です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「オキシドール（過酸化水素水）は、作用が持続的で、組織への浸透性が高い」ですが、誤った記述です。
ぜんぜん違います。
「オキシドール」は、「作用の持続性は“乏しく”、また、組織への浸透性も“低い”」です。
登録販売者試験でよくある出題です。注意してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和3年度 香川県 科目別
独学向け教材
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