96問‐香川県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「ビタミン成分」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
96問‐ビタミン成分
（クリックして拡大。）
難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1
選択肢１の「ビタミンは、微量で体内の代謝に重要な働きを担うため、生体内で十分量を産生することができる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「生体内で十分量を産生することができる」のところです。
ビタミンの定義ですが、手引きには…、
「微量（それ自体エネルギー源や生体構成成分とならない）で体内の代謝に重 要な働きを担うにもかかわらず、」
「生体が自ら産生することができない、又は産生されても不 十分であるため外部から摂取する必要がある化合物」
…となっています。
ここのガチ暗記は無用ですが、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2
選択肢２の「ビタミンＢ１２は、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な 栄養素である。」ですが、正しい記述です。
「ビタミンB12」、別名「コバラミン」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3
選択肢３の「ビタミンＤの過剰症として、高カルシウム血症、異常石灰化が知られている。」ですが、正しい記述です。
「ビタミンD」、別名「カルシフェロール」の正しい記述です。
高カルシウム血症、異常石灰化は、判別上の重要キーワードです。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4
選択肢４の「ビタミンＢ２は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な 栄養素である。」ですが、正しい記述です。
「ビタミンB2」、別名「リボフラビン」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解：1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和3年度 香川県 科目別
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする
医薬品
├62問：かぜ薬の配合成分
├63問：抗炎症成分
├64問：漢方処方製剤（かぜ）
├65問：かぜ薬の配合成分と副作用
├66問：解熱鎮痛薬の働き
├67問：解熱鎮痛成分
├68問：眠気を促す薬
├69問：カフェイン
├70問：鎮暈薬
├71問：漢方処方製剤（小児の疳）
├72問：鎮咳去痰薬
├73問：口腔咽喉薬、うがい薬（含嗽薬）
├74問：胃の薬
├75問：胃腸に作用する薬
├76問：漢方処方製剤（胃）
├77問：腸の不調
├78問：腸の薬
├79問：胃腸鎮痛鎮痙薬
└80問：浣腸薬
├81問：駆虫薬
├82問：強心薬
├83問：高コレステロール改善薬
├84問：貧血症状及び貧血用薬
├85問：循環器用薬
├86問：痔及び痔疾用薬
├87問：泌尿器用薬
├88問：婦人薬
├89問：内服アレルギー用薬
├90問：胃
├91問：眼科用薬
├92問：殺菌消毒成分
├93問：皮膚に用いる薬
├94問：口中に用いる薬
├95問：禁煙及び禁煙補助剤
├96問：ビタミン成分
├97問：漢方処方製剤 総合
├98問：公衆衛生用薬及び感染症の防止
├99問：衛生害虫、殺虫剤・忌避剤
└100問：一般用検査薬
登録販売者
概要
独学シリーズ
対策シリーズ
過去問＋解説
├チェック問題 過去問リスト
├漢方 過去問リスト
├生薬 過去問リスト
├全ブロック 試験問題 科目別
├添付文書 過去問リスト
├「医薬品的な問題」過去問リスト
└PDF過去問を解く３つの理由