登録販売者 福岡県 過去問＋解説 令和6年度（2024年度）第58問
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「適正使用」の「医薬品ＰＬセンター」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
福岡県 第58問‐医薬品ＰＬセンター
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢ア
選択肢アの「医薬品副作用被害救済制度の対象となるケースのうち、製品不良など、製薬企業に損害賠償責任 がある場合には、医薬品ＰＬセンターへの相談が推奨される。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「医薬品副作用被害救済制度の対象となるケース」のところです。
正しくは、「医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケース」です。
選択肢のように、「医薬品副作用被害救済制度の対象となるケース」ならば、救済制度を活用した方がいいですよね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢後半の「製薬企業に損害賠償責任 がある場合」ウンヌンは、正しい記述です。ここも出るので、チェックしておきましょう。
選択肢イ
選択肢イの「医薬品ＰＬセンターは、日本製薬団体連合会において、平成７年７月の製造物責任法（ＰＬ法） の施行と同時に開設された」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
ときどき「日本製薬団体連合会」が総合機構などに変えられるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウ
選択肢ウの「医薬品ＰＬセンターは、消費者が、医薬品又は医薬部外品に関する苦情（健康被害以外の損害も 含まれる）について製造販売元の企業と交渉するに当たって、公平・中立な立場で申立ての相談を 受け付けている」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
医薬品ＰＬセンターは、「医薬品又は医薬部外品」が対象なので、注意してください。医療機器や化粧品とかは、関係ないですよ。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢エ
選択肢エの「医薬品ＰＬセンターは、裁判によって、迅速な解決に導くことを目的としている。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「裁判によって」のところです。
正しくは、「裁判によらない」です。
裁判するなら裁判しなさいよってな感じですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「ア」は「誤」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「誤」です。
正解：4
適正使用
令和6年度 福岡県 科目別
独学向け教材
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適正使用
├42問：添付文書に記載すべき事項
├43問：大量に使用（服用）しないこと
├44問：一般用検査薬の添付文書
├45問：使用しない‐透析療法
├46問：使用しない‐１５歳未満の小児
├47問：一般用医薬品の保管及び取扱い
├48問：使用しない‐授乳
├49問：使用しない‐基礎疾患
├50問：使用しない‐瀉下薬
├51問：一般用医薬品の製品表示
├52問：緊急安全性情報
├53問：総合機構のホームページ
├54問：企業からの副作用等の報告
├55問：副作用の報告
├56問：救済制度の救済給付
├57問：救済制度の対象
├58問：医薬品ＰＬセンター
├59問：医薬品の安全対策
└60問：啓発活動
登録販売者
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