登録販売者福岡県過去問＋解説令和6年度（2024年度）第5問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　登録販売者福岡県令和6年度（2024年度）試験の第5問は、「基本知識」の「セルフメディケーション」の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

福岡県第5問‐セルフメディケーション

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢ア

　選択肢アの「一般用医薬品の販売等を行う登録販売者は、セルフメディケーションを的確に推進するために、薬剤師や医師、看護師など地域医療を支える医療スタッフあるいは行政などとも連携をとって、地域住民の健康維持・増進、生活の質（ＱＯＬ）の改善・向上などに携わることが望まれる。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　そうした方がいいですよねー。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢イ

　選択肢イの「平成２９年１月から、適切な健康管理の下で医療用医薬品からの代替を進める観点から、条件を満たした場合にスイッチＯＴＣ医薬品の購入の対価について、一定の金額をその年分の総所得金額等から控除するセルフメディケーション税制が導入された。」ですが、正しい記述です。

　「スイッチＯＴＣ医薬品とセルフメディケーション税制」の正しい記述です。

　テキストで確認しておきましょう。

　余裕のある人は、「」も、参考にしてください。

　よって、選択肢は、「正」となります。

　なお、年号・年月日は、問われたことがないので、神経質になる必要はありません。

選択肢ウ

　選択肢ウの「セルフメディケーション税制が令和４年１月に見直され、腰痛や肩こり、風邪やアレルギーの諸症状に対応する一般用医薬品は、税制の対象外となった。」ですが、誤った記述です。

　ずっこける選択肢です。

　間違っているのは、「税制の対象外」のところです。

　正しくは、「税制の対象」です。

　腰痛や肩こり、風邪やアレルギーの諸症状に対応する一般用医薬品が、セルフメディケーション税制の対象となったのです。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢エ

　選択肢エの「少子高齢化の進む社会では、地域包括ケアシステムなどに代表されるように、自分、家族、近隣住民、専門家、行政など全ての人たちで協力して個々の住民の健康を維持・増進していくことが求められ、その中でも医薬品の販売等に従事する専門家は重要な情報提供者であり、薬物療法の指導者となることを常に意識して活動することが求められる。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　登録販売者がそこまでしないといけないのかしらん？と思いますが、理想は高く持っておきましょう。

　テキストにも、同様の記述があります。テキストで確認しておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。