登録販売者試験の「人体」に出てくる各器官の定義と構成をまとめたページ。器官ごとの定義や構成が問われるようになっているので、その対策用。このページでは、泌尿器系、腎臓・副腎、尿路(膀胱、尿道)をまとめている。
「泌尿器系」ですが、そう突っ込んだ出題はありません。
手引きには…、
「血液中の老廃物を、尿として体外へ排泄するための器官系である。」
「泌尿器のほかに、広義の排泄器官としては、二酸化炭素を排出する呼吸器や、老廃物を汗として排出する外皮等も含まれるが、」
「生命活動によって生じた老廃物の排出のほとんどは、泌尿器系によって行われている。」
…となっています。
ざっくり見ておけばいいでしょう。
選択肢の1つとして、記述丸ごとが出るくらいかと思います。精読しておきましょう。
「腎臓」ですが、定義はそう問われません。
テキストを精読しておけば、十分かと思います。
手引きには…、
「横隔膜の下、背骨の左右両側に位置する一対の空豆状の臓器で、」
「内側中央部のくびれた部分に尿管、動脈、静脈、リンパ管等がつながっている」
…となっています。
位置「横隔膜の下、背骨の左右両側」と、形「空豆状」は、押えておく方が無難かと思います。
当該腎臓で最も出るのは、カタカナ語句の「ボウマン嚢・ネフロン(腎臓)」の方なので、まずはこちらを優先してください。
次に、「副腎」ですが、これまでは、あまり出なかったのですが、「奈良県 R5 第26問」で出題されました。
よって、要チェック論点となりました。
当該副腎ですが、手引きには…、
「左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と髄質の2層構造からなる。」
…とあります。
「副腎」は、他に頻出論点があるので、「“左右”の腎臓の“上部”」の位置くらいを押さえておけば、十分かと思います
当該副腎も、カタカナ語句の「アルドステロン・アドレナリン・ノルアドレナリン(腎臓)」の方が圧倒的に出るので、先にこれらをマスターしてください。
「 尿路(膀胱、尿道)」ですが、凝った出題はありません。
テキストを精読しておきましょう。
定義ですが…、
「左右の腎臓と膀胱は尿管でつながっており、腎臓から膀胱を経て尿道に至る尿の通り道を尿路という。」
…となっています。
「尿道」と「尿路」くらいを押さえておきましょう。
次に、「膀胱」ですが、要注意なのは、おしっこのメカニズムです。。
手引きには…、
「下腹部の中央に位置し、尿を一時的に溜める袋状の器官である。」
「尿が膀胱に溜まってくると刺激が脳に伝わって尿意が生じる。」
「膀胱の出口にある膀胱括約筋が緩むと、同時に膀胱壁の排尿筋が収縮し、尿が尿道へと押し出される。」
…とあります。
「膀胱括約筋が緩む、排尿筋が収縮」は、しばしば問われるところなので、正確に憶えておきましょう。
最後に、「尿道」ですが、テキストを精読しておけば、OKです。
手引きには…、
「膀胱に溜まった尿が体外に排泄されるときに通る管である。」
…とあります。
「尿路」と「尿道」は、よく似た言葉なので、整理して押えておきましょう。
「感覚器官」の定義ですが、そう凝った出題はないです。
手引きには…、
「外界における種々の現象を刺激として、脳に伝えるための器官である。」
…とあります。
ひょっこりと、選択肢の1つとして出そうなので、押えておきましょう。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする