人体器官の定義まとめ9‐泌尿器系、腎臓・副腎、尿路(膀胱、尿道)

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者試験の「人体」に出てくる各器官の定義と構成をまとめたページ。器官ごとの定義や構成が問われるようになっているので、その対策用。このページでは、泌尿器系、腎臓・副腎、尿路(膀胱、尿道)をまとめている。

人体 器官定義 対策 まとめ9

  1. 泌尿器系
  2. 腎臓・副腎
  3. 尿路(膀胱、尿道)

泌尿器系

 「泌尿器系」ですが、そう突っ込んだ出題はありません。

 手引きには…、

 「血液中の老廃物を、尿として体外へ排泄するための器官系である。」

 「泌尿器のほかに、広義の排泄器官としては、二酸化炭素を排出する呼吸器や、老廃物を汗として排出する外皮等も含まれるが、」

 「生命活動によって生じた老廃物の排出のほとんどは、泌尿器系によって行われている。」

 …となっています。

 ざっくり見ておけばいいでしょう。

 選択肢の1つとして、記述丸ごとが出るくらいかと思います。精読しておきましょう。

腎臓・副腎

 「腎臓」ですが、定義はそう問われません。

 テキストを精読しておけば、十分かと思います。

 手引きには…、

 「横隔膜の下、背骨の左右両側に位置する一対の空豆状の臓器で、」

 「内側中央部のくびれた部分に尿管、動脈、静脈、リンパ管等がつながっている」

 …となっています。

 位置「横隔膜の下、背骨の左右両側」と、形「空豆状」は、押えておく方が無難かと思います。

 当該腎臓で最も出るのは、カタカナ語句の「ボウマン嚢・ネフロン(腎臓)」の方なので、まずはこちらを優先してください。

 次に、「副腎」ですが、これまでは、あまり出なかったのですが、「奈良県 R5 第26問」で出題されました。

 よって、要チェック論点となりました。

 当該副腎ですが、手引きには…、

 「左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と髄質の2層構造からなる。」

 …とあります。

 「副腎」は、他に頻出論点があるので、「“左右”の腎臓の“上部”」の位置くらいを押さえておけば、十分かと思います

 当該副腎も、カタカナ語句の「アルドステロン・アドレナリン・ノルアドレナリン(腎臓)」の方が圧倒的に出るので、先にこれらをマスターしてください。

尿路(膀胱、尿道)

 「 尿路(膀胱、尿道)」ですが、凝った出題はありません。

 テキストを精読しておきましょう。

 定義ですが…、

 「左右の腎臓と膀胱は尿管でつながっており、腎臓から膀胱を経て尿道に至る尿の通り道を尿路という。」

 …となっています。

 「尿道」と「尿路」くらいを押さえておきましょう。

 次に、「膀胱」ですが、要注意なのは、おしっこのメカニズムです。。

 手引きには…、

 「下腹部の中央に位置し、尿を一時的に溜める袋状の器官である。」

 「尿が膀胱に溜まってくると刺激が脳に伝わって尿意が生じる。」

 「膀胱の出口にある膀胱括約筋が緩むと、同時に膀胱壁の排尿筋が収縮し、尿が尿道へと押し出される。

 …とあります。

 「膀胱括約筋が緩む、排尿筋が収縮」は、しばしば問われるところなので、正確に憶えておきましょう。

 最後に、「尿道」ですが、テキストを精読しておけば、OKです。

 手引きには…、

 「膀胱に溜まった尿が体外に排泄されるときに通る管である。」

 …とあります。

 「尿路」と「尿道」は、よく似た言葉なので、整理して押えておきましょう。

目、鼻、耳などの感覚器官

 「感覚器官」の定義ですが、そう凝った出題はないです。

 手引きには…、

 「外界における種々の現象を刺激として、脳に伝えるための器官である。」

 …とあります。

 ひょっこりと、選択肢の1つとして出そうなので、押えておきましょう。

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