登録販売者試験の「人体」に出てくる各器官の定義と構成をまとめたページ。器官ごとの定義や構成が問われるようになっているので、その対策用。このページでは、目・眼球・眼瞼、結膜、涙器、眼筋をまとめている。
「目」の論点ですが、意識して注意すべきは、「膜」の文字です。
「目」には、結膜・角膜・強膜・網膜等々、たくさんの「膜」の付いた語句があります。
ここが超ド級の「ひっかけ」地帯となっています。
試験問題で、「膜」の付いた語句に遭遇するたびに、おかしくないか・変えられていないかをチェックしてください。
なお、「目」ですが、手引きには…、
「視覚情報の受容器官で、明暗、色及びそれらの位置、時間的な変化(動き)を感じとる眼球と、眼瞼、結膜、涙器、眼筋等からなる」
…とあります。
構成は、無視できないので、チェックしておきましょう。
「眼球」ですが、手引きには…、
「頭蓋骨のくぼみ(眼窩)に収まっている球形の器官で、」
「外側は、正面前方付近(黒目の部分)のみ透明な角膜が覆い、」
「その他の部分は強膜という乳白色の比較的丈夫な結合組織が覆っている。」
…とあります。
これまで、ガチで突っ込んだ出題はありませんでした。
しかし、「難化」した試験だと、「角膜」や「強膜」が突っ込まれそうなので、注意してください。
あと、色も注意してください。
「透明な角膜」と「強膜という乳白色の比較的丈夫な結合組織」とが、入れ替えられそうです。
たとえば、「“乳白色”の角膜」や「強膜という“透明な”比較的丈夫な結合組織」です。注意してください。
【眼瞼(まぶた)】ですが、手引きには…、
「眼球の前面を覆う薄い皮膚のひだで、物理的・化学的刺激から目を防護するほか、」
「まぶしいとき目に射し込む光の量を低減させたり、まばたきによって目の表面を涙液で潤して清浄に保つなどの機能がある」
…とあります。
突っ込んだ出題はないと思いますが、精読しておきましょう。
【結膜】ですが、手引きには…、
「眼瞼の裏側と眼球前方の強膜(白目の部分)とを結ぶように覆って組織を保護している。」
「薄い透明な膜であるため、中を通っている血管が外部から容易に観察できる」
…とあります。
チェックすべきは、「強膜(白目の部分)とを結ぶ」の「強膜」のところでしょう。網膜等の「入れ替え」問題に注意してください。
これ以外の記述も、選択肢の1つとして出そうなので、精読しておきましょう。
【涙器】ですが、手引きには…、
「涙液を分泌する涙腺と、涙液を鼻腔に導出する涙道からなる。」
「涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、血漿から涙液を産生する」
…とあります。
注意すべきは、「涙腺」と「涙道」です。
例題ですが、「涙液を分泌する“涙道”と、涙液を鼻腔に導出する“涙腺”からなる」などと出題されそうなので、注意してください。
次に、「目」の論点とは関係ないのですが、「血漿から涙液を産生する」のところは、注意したいです。
「血漿」が血液とか血小板とかリンパ液などに変えられたことがあります。
テキストを精読しておきましょう。
【眼筋】ですが、手引きには…、
「眼球を上下左右斜めの各方向に向けるため、6本の眼筋が眼球側面の強膜につながっている」
…とあります。
繰り返しますが、注意すべきは、「強膜」です。
角膜や網膜などに変えられるので、本当に、注意してください。
あと、数字の「6本」も、要注意です。出題実績があります。
数字については、「人体の数字2」も、参考にしてください。
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