人体器官の定義まとめ2‐胃,小腸,胆嚢、肝臓

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者試験の「人体」に出てくる各器官の定義と構成をまとめたページ。器官ごとの定義や構成が問われるようになっているので、その対策用。このページでは、胃,小腸,胆嚢、肝臓をまとめている。

人体 器官定義 対策 まとめ2

  1. 小腸
  2. 胆嚢、肝臓

 「胃」ですが、そう突っ込んだ出題はないです。

 ただ、定番の器官なので、押えておきましょう。

 「(c) 胃」の定義ですが…、

 『上腹部にある中空の臓器で、中身が空の状態では扁平に縮んでいるが、』

 『食道から内容物が送られてくると、その刺激に反応して胃壁の平滑筋弛緩し、容積が拡がる(胃適応性弛緩)。』

 …となっています。

 太線部分は、出題実績があります。たとえば、「平滑筋」のところが、「横紋筋」になったりします。チェックしておきましょう。

小腸

 「(d)小腸」ですが、実によく出るところです。ガチで押えておきましょう。

 定義ですが…、

 『全長6~7mの管状の臓器で、十二指腸、空腸、回腸の3部分に分かれる。』

 『小腸のうち十二指腸に続く部分の、概ね上部40%が空腸、残り約60%が回腸であるが、明確な境目はない。』

 …となっています。

 「十二指腸、空腸、回腸」は、ガチ暗記です。実によく出ます。

 たとえば、「十二指腸、空腸、“直腸”」といった感じの問題が出題されています。注意してください。

 「概ね上部40%が空腸、残り約60%が回腸」も、実によく出ます。

 ここは、「入れ替え」問題が多いです。

 たとえば、「概ね上部40%が“回腸”、残り約60%が“空腸”」といった塩梅です。

 「全長6~7m」の数字も、突っ込まれそうです。

 「小腸→しょうちょう→6文字」で、「6m」と押えておきましょう。

膵臓

 「(e)膵臓」ですが、そう出ないですが、問題を作りやすいので、注意すべきものとなっています。

 当該器官の定義ですが…、

 「胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液を十二指腸へ分泌する。」

 …となっています。

 太文字部分は、出題実績があります。正確に見ておきましょう。

 また、「膵臓」を「“脾”臓」といった感じで入れ替える問題もありました。

 たとえば、「“脾”臓は、胃の後下部に位置する細長い臓器」ウンヌンといった塩梅です。

 試験に出そうな語句は、丁寧に目を通しておきましょう。本試験で鼻が利くようになります。

胆嚢、肝臓

 「(f) 胆嚢、肝臓」ですが、突っ込んだ出題は、そうないです。

 ただ、選択肢の1つとして、丸っとそのままが出ることがあります。

 自信をもって選択肢を判別できるように、テキストを精読しておきましょう。

 「胆嚢」ですが…、

 『胆嚢は、肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む』

 「肝臓」は…、

 『肝臓は、大きい臓器であり、横隔膜の直下に位置する。胆汁を産生する。』

 …となっています。

 当該定義は、「ひっかけ」に注意してください。

 胆汁を産生するのは、肝臓です。胆嚢ではありません!

 胆嚢は、胆汁を蓄えるところです。嚢は、「ふくろ」の意味です。

 肝臓は、横隔膜の直“下”にあります。直上ではありません!

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