本問は、「基本知識」の「高齢者」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多いが、一般用医薬品の使用によって基礎疾患の症状 が悪化したり、治療の妨げとなる場合はない。」ですが、誤った記述です。
んなーこたない選択肢ですね。
手引きには…、
「高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によ って基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなる場合があるほか、複数の医薬品が長期 間にわたって使用される場合には、副作用を生じるリスクも高い。」
…とあります。
「適正使用」でも、「高齢者」という禁忌がありましたよねー。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「高齢者の生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいので、年齢から副作用のリスク増大の程度を判断で きる。」ですが、誤った記述です。
全体的に間違ってますね。
正しくは、「高 齢者であっても基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が大きく、年齢のみから一概に どの程度リスクが増大しているかを判断することは難しい。」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「一般用医薬品の販売等に際しては、実際にその医薬品を使用する高齢者の個々の状況に即して、適切に 情報提供や相談対応がなされることが重要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
そらそーでしょな選択肢です。難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「高齢者は、喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥 下障害)場合があり、内服薬を使 用する際に喉に詰まらせやすい。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
テキストを精読しておけば、即答でしたね。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
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