令和6年度(2024年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「消毒薬」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「次亜塩素酸ナトリウムは、アルカリ性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスが 発生するため、混ざらないように注意する必要がある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「アルカリ性」のところです。
正しくは、「酸性」です。
登録販売者試験では、よく酸性中性アルカリ性の語句が変えられるので、意識して見ておいてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「クレゾール石ケン液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対して 殺菌消毒作用を示す」ですが、誤った記述です。
「クレゾール石鹸液 」ですが、ウイルスには効果がないです。
定番論点なので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、他県では、別名の「ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩」や「ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル」の方で出たことがあります。
ガチ暗記は無用ですが、これらの名前がクレゾール石鹼液だと認識できるようになっておきましょう。
選択肢cの「手指又は皮膚の殺菌・消毒を目的とする消毒薬のうち、配合成分やその濃度等があ らかじめ定められた範囲内である製品については、医薬部外品として流通することが 認められている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
医薬品・医薬部外品の別がそこそこ問われています。チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、手引きの続きですが…、
「器具等の殺菌・消毒を併せて目的とする製品については、医薬品としてのみ製造販売さ れている。」
…とあります。
「手指・皮膚+器具」は、「医薬品」のみです!
選択肢dの「エタノールは、脱脂による肌荒れを起こしやすい」ですが、正しい記述です。
「エタノール」の正しい記述です。
こういう副作用的な記述も出ます。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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