令和6年度(2024年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「眼科用薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「 点眼薬1滴の薬液の量は約50μ Lであるのに対して、 結膜嚢 の容積は30 μL程 度とされており、一度に何滴も点眼しても効果が増すわけではない。」ですが、正しい記述です。
数字、記述ともに、正しいです。
両方とも、よくよく出るので、ガチで押えておきましょう。
特に、数字の単位です。「mL」とかになる可能性があるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「通常、ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすいが、防腐剤などの配合成分がレンズに吸着されるおそれはない」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「防腐剤などの配合成分がレンズに吸着されるおそれはない」のところです。
「コンタクトレンズ使用時の点眼法」からの出題です。
手引きには…、
「通常、ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤(ベンザルコニウム塩化物、 パラオキシ安息香酸ナトリウム等)などの配合成分がレンズに吸着されて、角膜に障害を引 き起こす原因となるおそれがあるため、装着したままの点眼は避けることとされている製品 が多い。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
特に…、
「コンタクトレンズをしたままでの点眼は、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレ ンズに関わらず、添付文書に使用可能と記載されてない限り行うべきでない。」とか…、
「ただし、1回使い切りタイプとして防腐剤を含まない製品では、ソフトコンタクト レンズ装着時にも使用できるものがある」は、要チェックです。
選択肢cの「点眼薬は、結膜嚢に適用するものであるため、通常、無菌的に製造されている」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
薬の記述も出ます。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものがある。」ですが、誤った記述です。
一口で言えば、一般用医薬品には、緑内障を改善できるものは、「ない」です。
手引きには…、
「一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはなく、目のかすみ が緑内障による症状であった場合には効果が期待できないばかりでなく、配合されている成分 によっては、緑内障の悪化につながるおそれがある場合がある。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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