令和6年度(2024年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「高コレステロール改善薬」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
シンプルな「事例問題」です。
個々の薬の成分を読み取る必要がありますが、数が少ないので大丈夫かと思います。
選択肢aの「高コレステロール改善薬Aは、腸管におけるコレステロールの吸収を抑えたり、血 中コレステロール異常に伴う末梢血行障害を緩和する作用がある。」ですが、正しい記述です。
Aの方には、「トコフェロール酢酸エステル」が入っています。
当該トコフェロール酢酸エステルは、「ビタミンE」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「高コレステロール改善薬Aは、悪心や胃部不快感等の副作用が現れることがある。」ですが、正しい記述です。
Aには、「高コレステロール改善成分」の「パンテチン」と「大豆油不鹸化物(ソイステロール)」が入っています。
当該パンテチンやソイステロールの副作用が選択肢の記述「悪心や胃部不快感」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「高コレステロール改善薬Bを服用すると尿が黄色くなることがあるので、 その場合 はすぐに使用を中止する必要がある」ですが、誤った記述です。
Bには、「リボフラビン酪酸エステル」が入っていますが、これは、「ビタミンB2」です。
当該ビタミンB2ですが、尿が黄色くなることがありますが、使用の中止するものではありません。
滋養強壮保健薬でも、同様の副作用が問われるので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「高コレステロール改善薬は、一般に痩 身効果を目的とする医薬品でもある」ですが、誤った記述です。
定番論点です。
高コレステロール改善薬は、やせ薬ではありません。
薬の目的外使用は、大概、「×」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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