登録販売者過去問＋解説関西広域連合令和6年度（2024年度）第78問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「人体」の「呼吸器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第78問‐呼吸器系に現れる副作用

　（クリックして拡大。）

難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「間質性肺炎は、気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。」ですが、誤った記述です。

　選択肢の説明は、ふつうの肺炎のものです。

　「肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織（間質）が炎症を起こしたもの」が間質性肺炎です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

　選択肢bの「間質性肺炎を発症すると、体内は低酸素状態となり、呼吸困難、空咳（痰の出ない咳）、発熱等の症状を呈する。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　キーワードの「空咳（痰の出ない咳）」をチェックです。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

　選択肢cの「医薬品を原因とする喘息は、内服薬にのみ生じ、坐薬や外用薬では誘発されない。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「坐薬や外用薬では誘発されない」のところです。

　手引きには…、

　「内服薬のほか、坐薬や外用薬でも誘発されることがある」

　…とあります。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

　ちなみに、本問も変な日本語ですよね。「誘発されない」のなら、わざわざ座薬や外用薬について、言わなくていいですよ。「医薬品を原因とする喘息は、内服薬にのみ生じる」で文章が終わりますよね。

選択肢d

　選択肢dの「合併症を起こさない限り、喘ぜん息の原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば、症状は寛解する」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「a」は「誤」です。

　「b」は「正」です。

　「c」は「誤」です。

　「d」は「正」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：4

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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