リゾチーム塩酸塩‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和4年度の手引き改正により、削除されています。もう、試験には出ませんが、以下の記事は、アーカイブとして保存しております。リゾチーム塩酸塩は、「呼吸器官に作用する薬」の「口腔咽喉薬」の「抗炎症成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

重要‐削除されています。

 令和4年度の手引き改正により、当該成分は、手引きから削除されています。

 もう試験には出ないので、憶えないようにしてください!

 以下は、記録的・アーカイブ的なものとして、参考にしてください。

傾向と優先順位

 ご存じのように、「リゾチーム塩酸塩」は、「口腔咽喉薬」の「抗炎症成分」として登場します。

 市販薬には、「【第3類医薬品】新コルゲンコーワトローチ 24個」などがあります。

 当該成分の出題は、鎮咳去痰薬、風邪薬や鼻炎薬等の方が多いです。優先順位は「ふつう」です。他の薬のところで、しっかり勉強しておけば、まず点が取れるはずです。

過去問○×問題

 リゾチーム塩酸塩は…、

 ① リゾチーム塩酸塩は、ショック(アナフィラキシー)のような重篤な副作用を生じることがある。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「リゾチーム塩酸塩は、ショック(アナフィラキシー)のような重篤な副作用を生じることがある」ですが、正しい記述です。

 口腔咽喉薬やうがい薬であっても、リゾチーム塩酸塩が配合されていると、ショックや皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症のような、重篤な副作用が生じることがあります。

 よって、①は、「○」となります。

 なお、「ショック(アナフィラキシー)」ですが、しばしば単独で問われるようになっています。

 「登録販売者 医薬品 ショック(アナフィラキシー)の副作用のまとめ」で、該当する成分を横断して憶えてしまいましょう。

試験ポイント

 リゾチーム塩酸塩の「鎮咳去痰薬」でのポイントを、おさらいのためにまとめておきます。

 リゾチーム塩酸塩は、「抗炎症成分」です。

 そして、「鶏卵アレルギーの人は避ける」です。

 当該鶏卵アレルギーは、本当によく出るので、「食べ物アレルギー系(鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ‐登録販売者」で、ガチで押えておきましょう。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「【第3類医薬品】新コルゲンコーワトローチ 24個」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


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独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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