本問は、「医薬品」の「眼科用薬の配合成分」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「目の充血除去を目的に配合されるテトラヒドロゾリン塩酸塩は、緑内障を悪化させる ことがある。」ですが、正しい記述です。
「アドレナリン作動成分」の「テトラヒドロゾリン塩酸塩」の正しい記述です。
手引きには…、
「緑内障と診断された人では、眼圧の上昇をまねき、緑内障を悪化させたり、その治療を妨 げるおそれがあるため、」
「使用前にその適否につき、治療を行っている医師又は治療薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである。」
…とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「アズレンスルホン酸ナトリウムやアラントインは、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を 促す作用を期待して配合されている。」ですが、正しい記述です。
「組織修復成分」の「アズレンスルホン酸ナトリウム」や「アラントイン」の正しい記述です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「抗ヒスタミン成分であるクロモグリク酸ナトリウムは、ヒスタミンの働きを抑えるこ とにより、目の痒みを和らげることを目的として配合されている。」ですが、誤った記述です。
「クロモグリク酸ナトリウム」ですが、「抗アレルギー成分」です。
当該抗アレルギー成分は、「肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑える作用」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「結膜炎やものもらい(麦粒腫)などの化膿性の症状の改善を目的として、スルファメ トキサゾール等のサルファ剤が用いられる。」ですが、正しい記述です。
「抗菌成分」の「サルファ剤(スルファメトキサゾール、スルファメトキサゾールナトリウム)」の正しい記述です。
なお、「サルファ剤」ですが、他県では、当該サルファ剤の表記がなく、長ったらしいほうのスルファメトキサゾール、スルファメトキサゾールナトリウムのみで出題されたことがあるので、別名まで、押えておきましょう。
んで、「抗菌成分」には、他に「ホウ酸」も、あります。他県で出題されたことがあるので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする