本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤(かぜ)」についての問題です。漢方処方製剤の選択肢で構成される問題です。「かぜ」の漢方処方製剤は、よく出るので、押さえておいて損はありません。復習して、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「葛根湯は、体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、 肩こり、筋肉痛等に適すとされる。」ですが、正しい記述です。
「葛根湯」の正しい記述です。
メジャーな漢方処方製剤なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「麻黄湯は、胃腸の弱い人や発汗傾向の著しい人の鼻かぜ、気管支炎に適すとされる。」ですが、誤った記述です。
全然違います。
選択肢の「胃腸の弱い人や発汗傾向の著しい人」ウンヌンの記述は、「麻黄湯」が“不適当となる人”です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「柴胡桂枝湯は、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・ 頭痛・吐きけなどのあるものの胃腸炎に適すとされ、副作用として膀胱 炎様症状が現れ ることがある。」ですが、正しい記述です。
「柴胡桂枝湯」の正しい記述です。
「まれ重篤副作用」の「膀胱炎様症状」ですが、そう数がないので、「個別的な副作用のある漢方処方製剤」で、横断して押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「小青竜湯は、体力が充実して、粘性のある痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支喘息、鼻炎等に適すとされる。」ですが、誤った記述です。
「小青竜湯」ですが、体力規定(虚実)は、「体力中等度またはやや虚弱」です。
んで、適しているのは、「うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症」です。
キーワードの「うすい水様の痰」の有無でも、判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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