49問‐広島県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「販売業の許可」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。

49問‐販売業の許可

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の販売業の許可については、店舗販売業の許可、配置販売業の許可又は薬局 の開設許可の3種類に分けられている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「薬局」のところです。

 正しくは、「卸売販売業」です。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の販売業の許可は、6年ごとに、その更新を受けなければ、許可の期間の経 過によって、その効力を失う」ですが、正しい記述です。

 数字は、常に狙われています。「法規の数字」を一読をば。

 なお、薬局の許可も、「6年」です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「店舗販売業は、薬局と異なり、薬剤師が従事していても調剤を行うことはできず、 要指導医薬品又は一般用医薬品以外の医薬品の販売等は認められていない」ですが、正しい記述です。

 店舗販売業では、調剤ができないです。

 また、店舗販売業が扱えるのは、要指導医薬品又は一般用医薬品のみです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「薬局開設者又は店舗販売業者が、配置による販売又は授与の方法で医薬品を販売等 しようとする場合には、別途、配置販売業の許可を受ける必要はない」ですが、誤った記述です。

 薬局・店舗販売業と、配置販売業は、別物です。

 よって、配置販売しようとするなら、配置販売業の許可が当然必要です。

 選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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法規

 41問:薬機法第1条

 42問:登録販売者

 43問:日本薬局方

 44問:要指導医薬品

 45問:毒薬及び劇薬

 46問:医薬部外品

 47問:化粧品

 48問:保健機能食品等

 49問:販売業の許可

 50問:医薬品の陳列方法

 51問:店舗販売業

 52問:配置販売業

 53問:リスク区分に応じた情報提供

 54問:掲示板掲示事項

 55問:特定販売

 56問:濫用のおそれがあるもの

 57問:医薬品の広告

 58問:医薬品の販売方法

 59問:医薬品等適正広告基準

 60問:監督処分

令和3年度 広島県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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