58問‐広島県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「医薬品の販売方法」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

58問‐医薬品の販売方法

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「医薬品を懸賞や景品として授与することは、原則として認められていない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「配置販売業において、医薬品を配置するために顧客宅を訪問した際、先用後利によら ず、顧客からの求めに応じて、その場で現金で医薬品を販売することができる」ですが、誤った記述です。

 「配置販売業」での現金販売は、禁じられています。

 配置販売業は、使った分だけを払う「先用後利」が基本です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「購入者の利便性のため、異なる複数の医薬品又は医薬品と他の物品を組み合わせて販 売又は授与する場合、効能効果が重複する組合せや、相互作用等により保健衛生上の危 害を生じるおそれのある組合せは不適当である」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述で、不合理な組み合わせは、ダメとなっています。

 ですから、「合理的な組み合わせ販売」なら、可能なわけです。

 例えば、包帯・消毒薬・ばんそうこう・ガーゼといった組み合わせなら、傷の治療に合理的なので、OKといった次第です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「医薬品を多量に購入する者が、その購入した医薬品を業として他者に提供することが 推定される場合、医薬品の無許可販売に便宜を与えることにつながるおそれがあるた め、積極的に事情を尋ねるなど慎重に対処し、状況によっては販売を差し控えるべきで ある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがないですね。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 正解:2

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法規

 41問:薬機法第1条

 42問:登録販売者

 43問:日本薬局方

 44問:要指導医薬品

 45問:毒薬及び劇薬

 46問:医薬部外品

 47問:化粧品

 48問:保健機能食品等

 49問:販売業の許可

 50問:医薬品の陳列方法

 51問:店舗販売業

 52問:配置販売業

 53問:リスク区分に応じた情報提供

 54問:掲示板掲示事項

 55問:特定販売

 56問:濫用のおそれがあるもの

 57問:医薬品の広告

 58問:医薬品の販売方法

 59問:医薬品等適正広告基準

 60問:監督処分

令和3年度 広島県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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