午後29問‐愛知県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「薬局」についての問題です。「健康サポート薬局」なる見慣れない語句が問われており、最終解答にまで影響します。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。チェックだけはしておきましょう。

午後29問‐薬局

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「薬局開設者が薬剤師でないときは、その薬局で薬事に関する実務に従事する薬剤師のうち から管理者を指定して実地に管理させなければならない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品を取り扱う場所であって、薬局として開設の許可を受けていないものについては、 病院又は診療所の調剤所を除き、薬局の名称を付してはならない」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 なお、「逆」を言えば、病院又は診療所の調剤所なら、薬局の開設許可なく、『薬局』の名称が使えることになります。併せて、憶えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「薬局における医薬品の販売行為は、薬局の業務に付随して行われる行為であるので、医薬 品の販売業の許可は必要としない」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。薬局の許可があれば、販売業の許可は無用です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「健康サポート薬局とは、患者が継続して利用するために必要な機能及び個人の主体的な健 康の保持増進への取組を積極的に支援する機能を有する薬局である」ですが、正しい記述です。

 本問は、「資料問題」です。

 施行規則の第一条の2項の六には…、

 「患者が継続して利用するために必要な機能及び個人の主体的な健康の保持増進への取組を積極的に支援する機能を有する薬局」を「健康サポート薬局」と言う

 …と、記載されています。

 ほとんど出ない論点なので、本試験のギリギリになって、チェックしておきましょう。今後の定番になる可能性があります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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法規

 午後21問:医薬品総論

 午後22問:一般用医薬品及び要指導医薬品

 午後23問:一般用医薬品のリスク区分

 午後24問:医薬部外品

 午後25問:化粧品の効能効果

 午後26問:毒薬及び劇薬

 午後27問:生物由来製品

 午後28問:保健機能食品等

 午後29問:薬局

 午後30問:医薬品の販売業

 午後31問:配置販売業

 午後32問:販売時書面保存

 午後33問:リスク区分に応じた情報提供

 午後34問:医薬品及び食品の陳列等

 午後35問:見やすい場所での掲示事項

 午後36問:特定販売

 午後37問:濫用等のおそれのあるもの

 午後38問:適正広告基準

 午後39問:医薬品の販売方法

 午後40問:監督処分

令和3年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

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