登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第2章「呼吸器官に作用する薬」の「口腔咽喉薬」の試験ポイントと、配合成分の個々のページへのインデックス。
「医薬品」の勉強では、個々の成分の作用・特徴ばかりに目が行きがちです。しかし、「総論」の方が、圧倒的に出題率は高いです。
膨大な数の成分を憶えるより、1~2ページしかない「総論」の方が、コストパフォーマンスが高いです。
まずは、ここから押えて、1点をもぎ取りましょう。
試験の第1のポイントが、口腔咽喉薬の定義です。
口腔内または咽頭部の粘膜に、局所的に作用して、炎症の痛みや腫れなどの緩和を目的とします。抗炎症成分や殺菌消毒成分が配合されています。
なお、当該口腔咽喉薬には、鎮咳成分、気管支拡張成分(アドレナリン作動成分)、去痰成分は配合されていません。これらの成分が配合されたものは、「鎮咳去痰薬」に分類されます。
たとえば、「口腔咽喉薬には、鎮咳成分が配合されている」などと、“出しやすい論点”なので、注意しておきましょう。
噴射式の溶剤は、軽く息を吐いたり、声を出しながら噴射するように使用するのが望ましいです。
トローチ剤・ドロップ剤は、噛まずにゆっくり溶かすように使用します。
うがい薬は、濃すぎても、薄すぎても、十分な効果が得られません。
使用後、すぐに食事を取ると、殺菌消毒効果が薄れやすいです。
口腔咽喉薬は、局所的に作用するものですが、成分の一部が粘膜から吸収されて循環血液中に入りやすく、全身的な影響を生じます。
口腔内にひどい爛れがある場合は、使用前に、医師などに相談します。
ヨウ素とビタミンCが反応すると、殺菌作用が失われます。
本試験では、正反対の問題が多いです。「噴射式の溶剤は、息を吸い込みながら」とか、「口腔咽喉薬は、全身的な影響はまったく生じない」とかです。
テキストを精読しておいて、(アレレ)とならないようにしましょう。
「口腔咽喉薬」に登場する各成分へのリンクです。
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