アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）は、「呼吸器官に作用する薬」の「口腔咽喉薬」の「抗炎症成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

　復習用に、手引きを抜粋すると…、

　「炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）が配合されている場合もある。」

　…と、相なります。

傾向と対策、優先順位

　ご存じのように、「アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）」は、「口腔咽喉薬」の「抗炎症成分」として登場します。

　市販薬には、「【第3類医薬品】アズレンEトローチ 24錠」などがあります。

　「口腔咽喉薬」があまり出ないためか、当該アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）の出題もあまりありません。

　しかし、「東京都 H30 第70問」や「東京都 R5 第71問」といった出題実績もあるので、油断できないです。

　優先順位は、「ふつう」です。

補足

　当該アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）ですが、他の薬では、「組織修復成分」に分類されることが多いのですが、「口腔咽喉薬」では、「抗炎症成分」のところに出てきます。

　このあたりの分類のアレは、深く追求しなくていいです。試験で突っ込まれることは、まずないです。

過去問○×問題

　アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）は…、

　① 炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）が配合されている場合もある。

　…といった感じで出題されます。

　①の正誤はこちらです。

解説

　先の○×問題の解説です。

　①の「炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）が配合されている場合もある」ですが、正しい記述です。

　手引きには、そのまんまなのですが…、

　「炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）が配合されている場合もある」

　…とあります。

　手引きの記述そのまんまが出題されるのが関の山かと思われます。

　よって、①は、「〇」となります。

試験ポイント

　アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）の「口腔咽喉薬」でのポイントを、おさらいのためにまとめておきます。

　当該成分は、他の薬で問われることが多いです。

　「胃粘膜保護・修復成分」の「アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）」…、

　「眼科用薬」の「組織修復成分」の「アズレンスルホン酸ナトリウム」…、

　「歯や口中に用いる薬」の「口内炎用薬」の「アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）」…、

　…などで、登場します。

　当該成分は、基本事項の「アズレンスルホン酸ナトリウム（水溶性アズレン）・・・組織修復成分」を押さえていれば、手引きの「炎症を生じた“粘膜組織の修復”を促す作用を期待」が出題されても、対応可能なはずです。

コツ的なこと

　登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

　次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

　実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

　先に挙げた、「【第3類医薬品】アズレンEトローチ 24錠」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

　テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


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独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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