グリチルリチン酸二カリウム‐登録販売者
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
グリチルリチン酸二カリウムは、「呼吸器官に作用する薬」の「口腔咽喉薬」の「抗炎症成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
インデックス
おさらい‐手引き抜粋
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「炎症を和らげる成分（抗炎症成分）」
「声がれ、喉の荒れ、喉の不快感、喉の痛み又は喉の腫れの症状を鎮めることを目的として、」
「グリチルリチン酸二カリウム、トラネキサム酸等の抗炎症成分が用いられる。」
…と、相なります。
補足
当該成分ですが、「Ⅰ－１（かぜ薬）」への準用規定があります。
「かぜ薬：グリチルリチン酸二カリウム」も、参考にしてください。
傾向と対策、優先順位
ご存じのように、「グリチルリチン酸二カリウム」は、「口腔咽喉薬」の「抗炎症成分」として登場します。
市販薬には、「興和新薬 コルゲンコーワトローチ 24錠 [指定医薬部外品]
口腔咽喉薬があまり出ないためか、当該成分も、そんなに出ていません。
「グリチルリチン酸二カリウム」の出題は、風邪薬や鼻炎薬等の方が多いです。他の薬のところで、しっかり勉強しておけば、まず点が取れるはずです。
優先順位は、「ふつう」です。
過去問○×問題
グリチルリチン酸二カリウムは…、
① グリチルリチン酸二カリウム -------- 殺菌消毒成分。
…といった感じで出題されます。
解説
先の○×問題の解説です。
①の「グリチルリチン酸二カリウム -------- 殺菌消毒成分」ですが、誤った記述です。
ごぞんじのように、当該グリチルリチン酸二カリウムは、「抗炎症成分」です。
この種の基本問題は、即答できるようになっておきましょう。
よって、①は、「×」となります。
試験ポイント
グリチルリチン酸二カリウムの「口腔咽喉薬」でのポイントを、おさらいのためにまとめておきます。
くだらない憶え方ですが、“グリ”チ“ル”リチン酸の「グリ」と「ル」のところを、レストランの厨房の「グリル」と絡めて、「グリルの炎を消す＝抗炎」ってな感じで、わたしは憶えました。個人的には、気に入っている憶え方です。
先述したように、当該グリチルリチン酸二カリウムは、「口腔咽喉薬」ではあまり出題されないので、基本事項さえ押さえておけば十分です。
コツ的なこと
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「興和新薬 コルゲンコーワトローチ 24錠 [指定医薬部外品]
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
他のページ
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする
口腔咽喉薬
インデックスとか
抗炎症成分
殺菌消毒成分
局所保護
抗ヒスタミン成分
登録販売者
概要
独学シリーズ
対策シリーズ
過去問＋解説
├チェック問題 過去問リスト
├漢方 過去問リスト
├生薬 過去問リスト
├全ブロック 試験問題 科目別
├添付文書 過去問リスト
├「医薬品的な問題」過去問リスト
└PDF過去問を解く３つの理由